得意を極めることが結果として成功を呼び込みます。
1. 得意なことを追求する方が人生うまくいく
苦手なことをがんばるより、得意なことを追求する方が結果として人生うまくいきます。
得意なことをやるほうが楽しいのでモチベーションも上がるし、モチベーションが上がるぶん上達も速くなります。
一方、苦手なことをがんばって「そこそこできる」ようになっても、あんまり役に立たない。
「そこそこ知ってること」はググれば誰でも知れるし、
「そこそこのテクニック」は機械に置き換えたり時給の安いバイトの人がやってくれるからです。
結局、苦手なことを平均点に持っていってもそれでご飯を食べることは難しくて、
逆にマニアックなことでも人より得意になればそれが仕事とか自信につながります。
2. 「広く浅く」か「深く狭く」か
「いろんなことをまんべんなくできる人がすごい」って風潮ありますよね。
そりゃあ、なんでもかんでも人よりできる万能な人がいればすごいかもしれない。
けれど、多くの人は時間も才能も限られていて、なんでもかんでも人とより上手にできるわけじゃない。
そうなってくると、
「広く浅く」か「深く狭く」かの選択を迫られるわけです。
そして、この選択の中で不思議なことが起こるわけです。
3. 「狭く深く」の先に「広く深く」がある
広く浅くを選んだ人は、どれも中途半端で結局活躍できる場面が少なくなります。
不景気な世の中です。「誰でもできること」とか「その道でみんながやっていること」で人より食べていけるほど甘くはありません。
一方で、狭く深くを選んだ人は、その得意からさらに仕事やできることが増えていきます。
これはどういうことかと言うと、
①狭く深く、得意なことを突き詰める
↓
②そのジャンルにおいて最先端を行ける
↓
③周囲からそのジャンルに関して意見やアドバイスを求められる
↓
④そのジャンルの第一人者として、他の分野から声がかかる
という過程において、①~②は文字通り「狭く深く」なのですが、③~④にかけてその人ができる活動や経験は非常に幅広いものになります。
得意を突き詰めていくことで、その先の世界がばっと広がるのです。
4. まとめ
得意を突き詰めるというのは、砂時計のようなものです。
始めの方は砂が通る道がだんだん細くなっていきます。
「こんなに狭くなっていって大丈夫なのか?」「もっと手広くやったほうがいいんじゃない?」そんなふうに感じたり周りから言われたりして不安になるかもしれません。
けれど得意を極めて、行くところまで行くと今度は砂時計のくびれを通り過ぎたようにばっと世界が広がります。
その世界の広がりは、得意を突き詰めた人しか見ることができない世界です。