リンクは新しいタブで開くべきか?
ワードプレスでリンクを作るときに、「新しいページで開く」ようにすべきか否か?
これについては、
- 外部リンクは新しいタブで開くようにする。
- 本文途中の内部リンクは新しいタブで開くようにする。
- 本文末の内部リンクは新しいタブで開かない。
ようにしています。
以下、これらの根拠を。
新しいタブで開くことでのSEOの効果
ワードプレスはリンクを挿入する際、「リンクを新しいタブで開く」か否かをチェックボックスで簡単に設定することができます。
で、ここで迷うのが、リンクは新しいタブで開くようにしておくべきかどうかということです。
これについてまず前提の知識となるのが、
「リンクを新しいタブで開く」かどうかはSEOにはほぼ影響しない。
新しいタブで開くほうがSEOにいいとか、逆に悪いとかは決まってないわけです。
これはSEO関連の答えでよくある、
「ユーザーが使いやすいようにするのが正解」
というグーグルさんの決まり文句。
なので基本に立ち返り、
ユーザーが使いやすいようにするには「リンクを新しいタブで開く」べきか否か?ということを考えるに至るわけです。
外部リンクのタブ
リンクには自分のサイトから他者のサイトへリンクする「外部リンク」と、
自分のサイトから自分のサイトの別のページへリンクする「内部リンク」があります。
まず、「外部リンク」は新しいタブで開くようにしたほうがいいと考えます。
まとめサイトでもない限り、外部リンクは基本的に参考資料や補足情報のリンクが多いと思います。
つまり「主」が自分のサイトで「従」が外部リンク先のサイトなわけです。
主となるサイト読みつつ、外部のサイトを参考として閲覧するというスタイルを考えると、新しいタブでリンク先を開いた方が読みやすいことが予想されます。
内部リンクのタブ
同様の理由で、
本文中の内部リンクも新しいタブで開きます。
しかしながら、
本文の末にある内部リンクは同じタブで開くようにします。
本文末にある内部リンクは、その記事の続きや関連記事である可能性が高いです。
そのように考えると、
本文末にある内部リンクは、「主」のページが別の「主」のページに代わるリンクであることが予想されます。
先ほどの「主」と「従」の関係にある外部リンクとは状況が違うわけです。
読み終わったページがいつまでもタブに残っていてもユーザーにメリットはありません。
必要なら「戻る」ボタンで戻ればいいわけですから、
本文の末にある内部リンクは同じタブで開くようにします。
まとめ
近年はスマートフォンが普及し、インターネットをパソコンではなくスマートフォンで見る人が増えました。
スマホはパソコンと比べて画面が小さく、複数のタブを頻繁に行き来することが難しいデバイスです。
スマホでのネット閲覧が主流の昨今においては、多くの人は1つのタブを戻ったり進んだりしながらサイトを見ています。
そのため、
サイトのリンクやページの移動は1つのタブでできるようにしておいたほうがいいと考えられます。
スマホ世代に人の中には、「複数のタブで開く」ということに慣れていない人もいます。
そういう人達にとっては、「戻る」ことができない「新しいタブで開く」は混乱を招く可能性もあります。
一方で、
本文の途中で参考にするようなリンクは、新しいタブで開いたほうがいいでしょう。
これはメインのページを読みつつ、他のサイトを参考にするというスタイルが予想されるためです。