アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
呪術廻戦の吉野順平
でも、僕が人を殺すことで、
あの魂が汚れてしまうなら、
僕に人は、殺せない。呪術廻戦 第11話「固陋蠢愚」(GYAO!)より引用
呪術廻戦の第1クールは順平の物語と言えるくらい印象的な登場人物だった順平。
映画鑑賞が好きなためか、語彙も他の登場人物と少し異なるというか文学的な趣があります。
吉野順平の名言集
第9話「幼魚と逆罰」
嫌いな人間が死ぬボタンがあっても、
たぶん押せない。
でも、僕のことを、嫌いな人間が死ぬボタンなら、
迷わず押す。呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
いじめを受けた経験から、他人には無関心かつ自分に敵意を向ける人物を嫌悪する順平。
第10話「無為転変」
順平「好きの反対は無関心なんてはじめに言った人は、ちゃんと地獄に落ちたでしょうか。
悪意を持って人と関わることが、関わらないより正しいなんて、ありえない。
好きの反対は嫌いです。
日本人って好きですよね。
シンプルな答えを複雑にして、悦に浸る」真人「それ考えたの日本人じゃないよ?」
順平「僕が言ってるのは誤謬のほうです」
真人「ん?」
順平「もともと、どこかの外国の人が言ったのは、愛の反対は無関心、ですよね。
愛ってのはいろなんな定義があるから、対義に、無関心も成り立つと思うんです」真人「まあね」
順平「でも、愛って普段使わないじゃないですか。
だからそれがこの国ではいつのまにか、好きに変換されて、愛、無関心の対義が成り立つかどうかなんて、誰も考えずに広まったっていうか」真人「みんな言葉遊びが好きなのさ。
なぜなら人間は、言い訳をしないと生きていけないからね」呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
イジメを受けた順平だからこそ考える、好きの反対。
でも僕は、人間の醜悪さを知っています。
だから、他人に何も期待していないし、他人の死に、何も思うところはありませんし、無関心こそ、人間の行きつく美徳です。呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
イジメの経験から、他人に愛情を持てなくなった順平。
第11話「固陋蠢愚」
人に心なんてない。
その考えに救われた。
力、与えてもらった。
でも、僕が人を殺すことで、あの魂が汚れてしまうなら、僕に人は、殺せない。呪術廻戦 第11話「固陋蠢愚」(GYAO!)より引用
虎杖との会話を通して、考えを改める順平ですが、メタ的にはこれがフラグに。
補足記事
参考資料