アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
虎杖・伏黒 VS 粟坂二良
俺は生涯現役!
死ぬまで弱者を蹂躙する!
楽しいぜぇ~!呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第35話 降霊(ABEMA)より引用
第35話「降霊」にて、虎杖・伏黒の共闘により倒された「あべこべ」の術式を持つ呪詛師「粟坂二良(あわさか じろう)」。
ちなみに粟坂の特徴的な顔は、術式「あべこべ」を意識した「上下逆さまにしても顔に見えるダルマのような顔」をメタ的に意識したキャラクターデザインなのかなと思います。
解説
虎杖・伏黒の共闘
虎杖は主人公で伏黒は実力のある同級生ですが、意外と2人共闘シーンは少ない呪術廻戦。
少年院の戦闘は短く、交流会や八十八橋ではすれ違い個別の戦闘となります。
このため虎杖と伏黒が共闘して敵を倒すという気持ちの良いシーンは意外と今回が初めてかもしれません。
粟坂の術式「あべこべ」
- 強力な攻撃を受けてもダメージがまったくない
- しかしタイミングが外れた伏黒の攻撃は当たり頭部にあざができている
- 攻撃力が乏しい脱兎の突撃は当たっている
- 五条には勝てない
これらより、粟坂の術式効果を予想する伏黒。
状況から「強い攻撃ほどダメージがなく、弱い攻撃ほど受けている」ことが読み取れます。
これにより粟坂の術式が「強→弱」「弱→強」に入れ替える「あべこべ」であると予想。
圧倒的な出力の五条の攻撃を入れ替えれば、空気抵抗のような微弱な刺激が大きな攻撃となり自滅する。
つまり「五条に勝てない」という点も術式が「あべこべ」である信憑性を高めます。
そしてあべこべには上限と下限を設けていることがわかります。
このため「弱い力」ではなく「ほどほどに弱い力」での攻撃が有効と結論付ける伏黒と虎杖。
器用な虎杖
これにより作戦と立てる伏黒と虎杖。
全力での攻撃の応酬で相手を油断させ、ここぞというところで「ほどほどの弱い力」と「強い力」の同時攻撃を仕掛けます。
そして最後は虎杖の寸止めによる一人時間差での攻撃。
伏黒の言う通り器用な攻撃です。
個人的に、粟坂を倒す最後の一撃が虎杖・伏黒の同時攻撃ではなく虎杖だけで完結している点がバランスがいいなぁと思います。
伏黒が術式を見抜くという頭脳派な側面で貢献し、とどめは一人時間差で虎杖が単独で達成します。
2人それぞれが強みを発揮し同級生らしい肩を並べた活躍をします。
本編の解説
参考資料