夏油VS老齢呪詛師|呪術廻戦 第26話「懐玉-弐-」

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夏油VS老齢呪詛師

(高専の制服を見て多対一を想定。
 自分の前後を式神ではさんだ。
 慣れてるな……)

 さすが長生きしてる“だけ”はあるね。

呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第26話 懐玉-弐-(ABEMA)より引用

 ハンターハンターのような戦略的な能力バトルも魅力の1つである呪術廻戦。

 夏油と老齢呪詛師(名前は不明ですがエンディングのクレジットではそのように記載)の戦闘は、第2期における最初のそれと言えます。



解説

式神使いの老齢呪詛師の登場

 そう長生きするもんじゃないぞ。
 生きると生きるだけ金がかかる。

(こういうタイプが前に出ることはまずない。
 近接戦闘が苦手。
 そして式神使いであるわしが近づいて来ることはまずないと考えておる。
 近接嫌いが近接を警戒していない。
 やりやすいことこの上ないな)

呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第26話 懐玉-弐-(ABEMA)より引用

 直前に札に呪力を込める描写があり、札を媒介とした式神使いであることがうかがえる老齢呪詛師。

 同じく式神使いの伏黒は影を媒介とするように、式神使いはなんらかの媒介によって自身の呪力の下で式神を呼び出します。

 このため老齢呪詛師が言う通り、媒介なしで呪霊自身の呪力を扱える夏油の「呪霊操術」は格が高い術式と言えるでしょう。


夏油の応戦

 なんかいろいろ考えてるみたいだけど、意味ないよ。

(中略)

 あんたずっと近づきたくてうずうずしてえたろ?
 勝ち方が決まっている奴は、勝ち筋を作ると簡単にのってくる。

呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第26話 懐玉-弐-(ABEMA)より引用

 式神にせよ呪霊にせよ、何かを呼び出してそれに戦わせるスタイルは近接戦闘が苦手な傾向にあります。

 にもかかわらず、どちらもがっつり近接戦闘が得意な夏油と老齢呪詛師。

 老齢呪詛師に近接で自分を狙わせ、そこをがっつり格闘戦で倒します。
 夏油が裏の裏をかいて勝利。


呪術廻戦 第8話「退屈」(GYAO!)より引用

呪術廻戦 第12話「いつかの君へ」(GYAO!)より引用

 話は変わりますが、夏油や伏黒などわりと近接戦闘をこなせるキャラが多く、「近接戦闘は苦手な式神使い」が順平くらいしか登場していないのが逆に寂しい気もします。

 「結局、強キャラは近接戦闘もこなせないといけない」だと、話が一辺倒になってしまう気もしないではありません。



本編の解説

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参考資料

 
 

 
 

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