アニメ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
禁断のバカの水着回
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
アニメ「女子高生の無駄づかい」の第８話「みずぎかい」。
原作にはないアニメオリジナル回であり水着回ですね。
バカの水着回が必要なのかという議論はさておいて(笑)、
「女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの」（Abema TV）より引用
第３話のこれが活かされたのが丁寧な構成だなとｗｗ
まあ、いずれいせよ、
「女子高生の無駄づかい」を見ていると、
バカみたいに馬鹿なことをやりながらも人と素直に接することができる存在は本当に大切だなあと感じます。
そんなふうに、
ギャグアニメである「女子高生の無駄づかい」を「いい話」目線で見ている今日この頃。
あらすじ
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
ある夏の昼下がり、ファミレスに集まっていたバカ、ヲタ、ロボの三人。するとバカが、もしかして人生で一度きりの16歳の夏休みを無駄に過ごしている自分たちは、ものすごい贅沢をしているのではないかと話し始め、さらに女子高生が水着で武装すれば無敵じゃないかと語る。このあたりに海はないと返すヲタに、電車に乗ればすぐ海に行けるし、なんだったら海外でもと言うバカ。すかさずそんな金はないとヲタに一刀両断されるバカだったが、都合良く福引きで特賞が当たるなんてこともあるかもしれないと言い、三人は量販店に向かう。
「女子高生の無駄づかい」より引用
水着回の登場シーンの振り返り
夏休みの日常
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
今回も安定の「すごいこと言っていい？」からスタート。
ラインの通知音が続いていたのと、
ヲタの部屋のクーラーのシーンがあったのがちょっと不自然だなあと思ったのですが、
これが今回の話のオチの伏線ですね。
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
くだらない遊びをするバカ。
ボカロＰの曲を聞き自分の世界に入るヲタ。
自分の趣味の知識を深めるロボ。
お馴染の三者三様の過ごし方をする３人組。
互いに黙っててもそれが気まずくならない、なんとなく一緒にいることができる。
そういうのが本当の友達なんだろうなあと考えさせられるシーン。
水着の試着
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
バカの提案で量販店に行く一同。
欲しくない物が当たっても「売ればいい」という発想。
スマホが普及してフリマアプリが身近な昨今、リアルな女子高生の思考って感じですね。
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
なんでそれを選んだｗｗｗ
ほんと清々しいほどの馬鹿なバカ。
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
福引も当たらず、バカが期待したことも起こらず。
アニメだけれどアニメのような展開もなく、帰宅。
登校日
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
本当に「メリカル」に出品するバカｗｗｗ
速攻で出品停止に。
匿名配送だけれど、自分の顔写真出しちゃってるのが、
バカのネットリテラシーがないのか、それとも最近の女子高生はそういうものなのか・・・
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
リリィが言う「モテ女の『さしすせそ』」に対して、
さ：刺身食う？
し：シカせんべい食う？
す：酢飯食う？
せ：千円貸して
そ：そうなんだぁ～
とバカらしい解答。
「そ」しか合ってない。
でもまあ、
あからさまな褒め言葉を言う子より、バカみたいに食欲旺盛な子のほうが実際の合コンではモテそう(少なくとも盛り上がりそう)とは思います。
アイキャッチ
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
まさかのロリより下とは。
ある意味で期待を裏切らないバカですが、ちょっと不憫な気もしますｗ
ナイトプール
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
そして夜の学校の屋上。
卓球をするバカ・ヲタ・ロボ。
バカはスクール水着ですが、
じゃあ福引をするために一体何を買ったのか。
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
都合よく水着が見つかり、みんなでプールで遊ぶことに。
このへんはムードメーカーなバカ。
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
そして問題のシーンｗｗｗ
このシーンで「あ、これ夢オチとかそういう回だな」と察しますねｗｗｗ
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
まあ、いずれにせよ、
無邪気に今この瞬間を楽しめるのはバカのいいところです。
翌日
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
昨日遊んだはずなのに・・・
じゃあ昨日の記憶は一体・・・
という怖いオチ。
おわりに
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
今回は全部がバカの「すごいこと言っていい？(妄想話)」だった第８話。
そう考えると、
バカは水着を買ってないのに福引はやったこと、
夜の学校使用をワセダが許可したこと、
学校に水着が都合よくあったこと、
たった３人であっという間にプールを掃除していたこと、
バカの誇張されたバストなど
バカの妄想らしい詰めの甘さみたいなのもありましたね。
冒頭でラインのやりとりが続いていて、終盤もヲタが同じ状況で２人とやりとりしていたことから、
ナイトプールの部分だけじゃなく、３人がファミレスに居て量販店で水着を試着するくだりも含め、ヲタが部屋にいるシーン以外は全部バカの妄想だったのでしょう。
今回は原作にないアニメオリジナルの回で、
「女子高生の無駄づかい」に限らず、
アニメは原作にないオリジナル回を作る場合、原作のキャラ設定や世界観を壊さないように気を遣います。
そういう意味では、
アニメオリジナル回にありがちなキャラ設定のブレや世界観が壊れるリスクを、「これはバカの妄想だから」というかたちでおさめているのは上手いなあと思うし安心して見ることができます。
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