男は巨乳が好きなのか、科学的に調査する

男は巨乳が好きそうですね。

「俺は貧乳の方が好き」という人もいるかもしれませんが、
一般的は胸が大きい方が男は好きそうです。そういう男の方が多数派のイメージです。

ではこのイメージ、本当でしょうか?
これについて調査したデータがありました。


胸の大きさの実験


男性が女性の胸の大きさについてどのように好み、行動するのか。
その類いの調査や実験は昔から多くの心理学者によって行われてきました。

しかし、いずれの実験も決め手にかける要因がありました。
それは実験が実験室でしか行われないこと。

被験者は実験室で胸の大きさの違う女性の写真を見せられ実験者に感想を述べる。
そんな実験が多かったのです。

もっと実生活に即し、男性の本音を垣間見れるような実験はないものか。

従来の実験方法に疑問を呈し、研究室の外に出て実験を行った人がいます。

フランスの心理学者、ニコラ・ゲゲンです。


ニコラ・ゲゲンの実験


ニコラ・ゲゲンが行った実験は以下のような方法です。

女性にナイトクラブに1時間いてもらいます。
そのときに男性に何回声をかけられたかを数えます。

ちなみにその女性は別の場での事前調査で容姿が「平均的」と評価されたごく普通の女性です。

同じ女性ですが、下着の中にパッドを入れ、意図的に胸の大きさを変えます。

Aカップ・Bカップ・Cカップの3段階で胸の大きさを変え、声をかけられる回数に違いが出るかを調査しました。

実験は12週間、つまり約3カ月にわたって行われました。


実験の結果


実験の結果、女性が男性に一晩で声をかけられた回数は
Aカップの場合は平均13回
Bカップの場合は平均19回
Cカップの場合は平均44回

となりました。

バストがAカップからBカップになるだけで、男性に声をかけられる頻度が5割増しになったのです。

BカップからCカップになった場合は2.3倍にもなりました。

AカップとCカップを比較すると、
Cカップの人はAカップの人より約3.4倍男性から声をかけられています。


ニコラ・ゲゲンの実験 その2


ニコラ・ゲゲンは別の実験も行っています。

女性に道路の脇に立ってもらい、ヒッチハイクを行う実験です。
前回の実験同様、女性は胸のサイズを3段階で変えました。

女性の胸のサイズは、ヒッチハイクの成功率に影響を与えたのでしょうか?


ヒッチハイクの実験の結果


実験の結果です。

まず、女性ドライバーに対しては、胸の大きさを変えてもヒッチハイクの成功率に影響はありませんでした。
胸が大きかろうが小さかろうが、車に乗せてくれたのは女性ドライバー全体の約9%でした。

そして、胸の大きさは男性ドライバーに対しては効果がありました。

男性ドライバー全体に対して、車に乗せてくれたのは
Aカップで15%
Bカップで18%
Cカップで24%

でした。

ナイトクラブという男女が出会いを求めやすい場面だけでなく、ヒッチハイクのような場面でも胸の大きさは男性へのアピールになることがわかります。






【参考文献】
リチャード・ワイズマン『その科学が成功を決める』文春文庫、2012年