副業で稼いだお金の使い方
副業で稼いだお金の使い道ですが、
今の仕事をいつかやめたいのであれば使わずに貯めておいて、
今の仕事を長く続けたいならほどほどに使っていいのではと思います。
改めて文字に起こすと当たり前のことのようですが。
これをはっきり言葉として自覚している人は少ないです。
やっぱり人って、手元にお金があると使いたくなる生き物なので。
副業をする理由
どんなことで副業してどのくらい稼いでいるかは人それぞれでしょうが、副業をするに至る理由はおおむね以下の2つのどちらかになる人が多いのではないでしょうか。
つまり、
今の仕事に何かしら不満があって、別の働き方を求めている。
あるいは、
今の仕事自体に不満はないけれど、金銭面が満足できていない。
そして、
別の働き方を求める人は、いつか転職や起業を考えているのでしょう。
ということは、それに備えて副業で稼いだお金は貯めておいた方がその「いつか」は早く実現できます。
逆に、
今の仕事を続けるつもりなら生活面のお金は一定額安定するのですから、副業で稼いだお金を適度に使って人生をさらに楽しむのもアリでしょう。
生活費のレベルは簡単に変えられない
そもそも人というのは、
生活レベルを上げるのは簡単でも下げるのは難しく、
一度上げた生活レベルはそう簡単に下げられないものです。
一度売れた芸能人が、その頃の生活を忘れられず破産する話はよく聞きますね。
たとえ今の生活に今は違和感がなくても、その生活レベルを上げてしまうとなかなか前の生活レベルには戻れません。
これが副業で得たお金の使い道に関連してきます。
例えば本業で月20万円稼いで、副業で5万円稼いでいる人がいるとします。
この人が副業の5万円を使わなければ、20万円の給料で生活できていることになります。
ということは、あと15万副業で稼げるスキルがあれば、この人は会社をやめてもいいという選択肢が増えます。
反対に、副業のお金も使いこみ、月25万円で生活しているとします。
副業のお金も使ってしまえば、毎月25万円使う生活レベルに慣れてしまいます。
結果、この人は会社も副業もやめられない状態になってしまいます。
このように、
会社以外の働き方を求めて副業を始めたはずなのに、お金の使い方によっては今度は会社にも副業にも縛られることになるのです。
おわりに
いつか別の働き方を求めて副業をするのであれば、稼いだお金は生活費にまわさない方が無難です。
もしもお金を使うなら、
副業のスキルを上げるために勉強したり本を買うといった自己投資などに限定したほうがいいでしょう。