「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(ハガレン)のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
ホムンクルスはなぜ錬金術を使えないのか?
ホムンクルスが錬金術を使えないのは、真理の扉を持っていないためです。
作中に登場する7人のホムンクルスは、お父様こと「フラスコの中の小人ホムンクルス」から切り離された一部です。
人間ではないため真理の扉を持っていません。
解説
真理の扉と錬金術
真理の扉は人間それぞれの内にあり、これが錬金術を発動する際に必要となります。
物語終盤にてエドは真理の扉を代価にアルを取り戻す、つまり真理の扉を失うわけですが、これにより錬金術が一生使えなくなります。
ホムンクルスはお父様から切り離された7つの欲であり、これに賢者の石のエネルギーを加えることで独立して動きます。
人間でないため真理の扉を持っておらず、錬金術が使えません。このため賢者の石を錬金術で作ることもできません。
これはホムンクルス達が人間を利用し賢者の石の研究をさせる背景にもなっています。
マスタングを利用したプライド
マスタングの真理の扉を利用し、無理矢理人体錬成を行ったプライド。
これによりプライドはかなりのダメージを負います。
正直、作中で「ホムンクルスが人間を利用して無理矢理錬金術を行ったらどのくらいダメージを負うのか」は具体的に語られません。
いずれにせよ、ホムンクルスは単体では錬金術が使えず、人間を利用したとしてもかなりのリスクを抱えることがわかります。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索