「エンヴィー」1期と2期の違い~ハガレン解説~

 アニメ「鋼の錬金術師」は1期と2期でストーリーが異なるので各キャラクターの設定も異なります。
 ホムンクルスの一人である「エンヴィー」についてです。




「エンヴィー」1期と2期の違い

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode14」(Abema TV)より引用

 エンヴィーの1期と2期の違いは大きくは2つあります。

 1つ目は、1期ではホーエンハイムとダンテの息子がベースのホムンクルスであるという生い立ちです。
 2期では他のホムンクルス同様に普通に「お父様」から生まれています。

 2つ目は、2期では巨大な化け物の姿が(賢者の石のストックが十分にある場合の)エンヴィーの本当の姿とされています。
 2期ではこの巨大な化け物の姿が本当のエンヴィー、賢者の石が枯渇した状態では小さなトカゲのような姿が本当のエンヴィーとされています。
 1期でも変身能力は健在ですが、この化け物の姿は登場しません。



「エンヴィー」とは?

 「嫉妬」の名を冠するホムンクルスであるエンヴィー。
 その名にふさわしく、嫉妬心がむき出しなのは1期と2期で共通です。

 変身能力を持っており、どんな姿にでもなることができます。

 一方で、ラストやグリードのように露骨に戦闘に役立つような能力はもっておらず、戦闘では格闘や変身を活かした攻撃を行います。


「エンヴィー」の解説

能力や設定の違い

 「変身能力を持っている」という点では1期2期共通です。
 ただし、2期では巨大な化け物の姿になって戦うことが多いです。

 1期では「(変身しすぎて)本当の姿なんて忘れちゃった」とあるように、人間の姿ですら彼の本当の姿ではなく、じゃあ本当の姿はどれなのかという描写も特にありません。

 一方で、2期では人間の姿でもその体重は巨大な化け物を思わせる重量があったり、逆にダメージが積み重なったときは本人の意思によらず小さな化け物の姿になってしまったりと、2期では緑色の化け物の姿が彼の本当の姿である描写が目立ちます。

 さらに、1期では人間の姿で、2期では化け物の姿で戦うことが多いエンヴィー。
 1期の方が人間の姿での格闘能力の強さが目立ちます。

 特にエドとの戦いではその身体能力の高さで圧倒。

 一方、2期ではマスタングとの戦いが多いこともあって敗戦が目立ちます。

性格の違い

 エンヴィーの「嫉妬」矛先は人間に向いています。
 しかし、その「嫉妬」の背景が1期と2期では微妙に異なります。

 先述の通り、1期ではホーエンハイムとダンテの息子がベースとなったエンヴィー。

 故に、1期では同じホーエンハイムの息子であるエドに強い嫉妬心を持っています。

 一方で、2期では人間全体を馬鹿にしたり嫉妬していたりするだけで、エド個人に対して特に嫉妬心を抱えている描写は少ないです。

 また、1期と2期ではデザインも言動も2期のほうがやや子供っぽい設定になっています。



まとめ

 1期と2期では生い立ちの違いから、能力の設定だけでなく性格の描写もずいぶんことなるエンヴィー。
 1期のエンヴィーは嫉妬心が強く、より狡猾な印象を受けます。

 エドに対する嫉妬心が強いあまり、任務よりも自分の感情を優先するシーンも多々あります。

 一方、2期のエンヴィーは1期より狡猾な描写が抑えられているため相対的には幼く見えます。しかし冷静さという点ではむしろ2期の方が大人に見えます。

 猪突猛進なエド達を「待て待て」といなしたり、グラトニーの中にエドとリンと一緒に閉じ込められたときは利害を一致させて協力したり。
 2期のエンヴィーの方が人間味があるというか、まだ話し合いを持てる印象を受けます。