アニメ「鋼の錬金術師」について一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
ウィンリィの１期と２期の違い
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode64」（Abema TV）より引用
ウィンリィの設定自体は１期と２期で大きくは変わらないものの、エド達の結末や全体的なキャラクター配置の違いから異なった結末を迎えます。
アニメオリジナル展開の１期ではエドと離れ離れになり、悲しい表情のまま終わりを迎えます。
原作準拠の２期では身体を取り戻したエドとアルを迎え入れ、喜びの涙を流します。
後にエドと結ばれ子供をもうけ、ハッピーエンドで終わります。
解説
設定の違い
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode22」（Abema TV）より引用
エドやアルと幼馴染のオートメイル技師という設定は１期・２期の共通です。
しかし両親であるロックベル夫妻を殺害したのが１期ではマスタング、２期ではスカーとなっています。
スカーと対峙しウィンリィが両親の死と向き合う展開は、ハガレンの中でも重要で示唆的なシーンなのですが、上記の設定の違いから１期では描かれません。
本編での活躍や出番の違い
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode39」（Abema TV）より引用
鋼の錬金術師におけるヒロインであるウィンリィ。
しかし１期ではロゼが実質的にヒロインに相当するほどの出番があるためウィンリィの出番・役割は相対的に少なくなっています。
これに対し２期では先述のスカーとの因縁もあって、自ら行動し両親の死を乗り越える描写が見られます。
また終盤では最終決戦に向けて動き出すエドを見送り家で待つ立場となります。
このように２期では果敢にエド達の力になる場面と、エド達の帰りを待つヒロイン的な立場の両方があります。
結末の違い
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode64」（Abema TV）より引用
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode64」（Abema TV）より引用
１期は続編の映画「シャンバラを征く者」で完結しますが、これにてエドは異世界へ行き元の世界に戻ることがなくなります。
ウィンリィはエドのオートメイルを付け替えるものの離れ離れとなり、結果として２人の恋愛は成就しないまま終わります。
一方２期では王道のハッピーエンドを迎えます。
最終決戦から２年後、エドはウィンリィにプロポーズをしており、その後結婚して２人の子供を設けます。
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』（TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト）2021年7月25日検索
