「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
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劇場総集編「ひねくれ者でも」
劇場総集編「ひねくれ者でも」は、映画「グリッドマンユニバース」公開に伴う「SSSS.GRIDMAN」の総集編で登場したボイスドラマです。
高校1年生修了式後のクラス会、カラオケの個室外で居合わせた内海とはっすの会話を描きます。
「SSSS.GRIDMAN」本編の時期が高校1年生の夏ないし秋頃、さらに映画「グリッドマンユニバース」は高校2年生の学園祭の時期が舞台です。
このためボイスドラマ「ひねくれ者でも」の時系列は、「SSSS.GRIDMAN」から約4か月後、かつ映画「グリッドマンユニバース」の約4か月前であることが予想できます。
伏線および描写の解説
共通の友達
ボイスドラマ第12.12回「帰ってきたアカネ」と同様、新条アカネのことを「引っ越した友達」と表現する内海。
(裕太はグリッドマンが乗り移っていたため)新条アカネの存在は今となっては内海と六花しか記憶していない状況。
内海・六花にとってアカネの記憶は非常に重要なものですが、それを共有できない難しさと葛藤がうかがえます。
はっすがマスクをつけている理由
ごめん、いじりすぎた。ごめん。
うちは、いつもそういうのやりすぎちゃうの良くない癖だって、前に六花に言われたことあるのに。
なんか、いじったりできる間柄に安心し過ぎて、気を遣えなくなっちゃうんだ。うちがマスク外さないのも、口を隠して発言することができるからで、
どこかで、自分を守りながら、態度が大きくなって、それで、言葉が、強くなっちゃうんだと思う。
だからまぁ、これは甘えなんだわ。
私自身の、甘えなんだ。すまん、もっと、気ぃ遣うわ。
SSSS.GRIDMAN ボイスドラマ 劇場総集編「ひねくれ者でも」より引用
いいって、もう
(中略)
でもさあ、俺に気なんか遣わなくていいよ。
なんか調子狂う。
お前はそのままでいいよ。SSSS.GRIDMAN ボイスドラマ 劇場総集編「ひねくれ者でも」より引用
はっすのイジりに怒ってしまう内海。
はっすが事情を知らないだけに、感情的になってしまった自分に内海は自己嫌悪します。
しかしはっすも状況を察して素直に謝ります。
自分の内面を素直に語り、その気持ちが内海にも伝わり、2人はより親密になった様子。
2人の関係性の進展が明らかに感じ取れるシーンとなっています。
映画(グリッドマンユニバース)での内海とはっす
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