アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
マスタングとホークアイの暗号
アニメ「鋼の錬金術師」2期の第40話「フラスコの中の小人」にて、リザ・ホークアイはマスタングに「セリム・ブラッドレイはホムンクルスであること」を伝えます。
ただしこの時点でリザはブラッドレイの秘書的な立場であり事実上の人質の身となっています。
加えてプライド(セリム)にすでに接触しており監視されている可能性が高い点から、リザは暗号にてマスタングにその意図を伝えます。
解説
プライドの監視
第37話「始まりの人造人間」にてプライドと接触、セリムの正体を知ったリザ。
しかし同時に自身がプライドの監視下にいることを痛感します。
グラトニーと比べ物にならない力をプライドから感じたリサは、帰宅した際も体を震わせます。
第40話でマスタングとやりとりをする直前、リザの足元の影が描写されるシーンがあり、リザの「見られているかも」という警戒心と恐怖感が描写されています。
暗号の意味
リザはマスタングとの会話中、コップで2回テーブルを鳴らしマスタングに注意を向けさせます。
これを察したマスタングは同様にペンで書類を2回叩き「意図を察した」という意思表示を暗に示します。
以後、リザは登場人物がやたら多い雑談をし、マスタングはそれを覚えていきます。
後程トイレの個室でリザの話した内容を整理するマスタング。
リザが話した登場人物の頭文字を合わせると、「SELIMBRADLEY IS HOMUNCULUS(セリム・ブラッドレイはホムンクルス)」となりマスタングもセリムの正体を知ることになります。
マスタングとリザが普段からこういった形式の暗号を使っていたのかは定かではありません。
しかしながら花屋のくだりやデートの電話を装って会話をするなど普段から言外のやりとりが多いマスタングとリザですので、互いの意図を察したアドリブの暗号だったのではと考えられます。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索