エクセルの関数の1つである、MONTH関数の使い方についてです。
MONTH関数とは?
MONTH関数とは日付から月を取り出す関数です。
例えばあるセル「H30.4.1」という日付が入力されてあって、この月の部分である「4」を抜き出せる関数です。
MONTH関数の使い方
白紙の状態のエクセルにおいて、例えばA1に「H30.4.1」と打ってみます。
A1のセルの月を求めてみましょう。
例えばB1に求めてみます。B1に
=MONTH(A1)
と入力してみましょう。
するとB1の値が「4」になると思います。
つまり
=MONTH(日付が入っているセル)
という式の形になります。
MONTH関数の意義
このように、MONTH関数は日付から月を求めるだけの関数なので、単発ではあまり使用の幅はありません。
MONTH関数はIF関数など他の関数と組み合わせて力を発揮する関数です。
例えば今日はIF関数と組み合わせてみましょう。
IF関数について「?」という方はこちらを参照。
補足記事:【Excel関数】IFの使い方
MONTH関数の応用
このように名前と生年月日の表があって、表の4という列に4月生まれの人は「誕生日」そうでない人は「×」を表示させてみたいと思います。
C2のセルに
=IF(MONTH(B2)=4,”誕生日”,”×”)
を入力します。
あとはC2を下の方へドラッグすればOK。
それぞれの生年月日から4月に該当すれば「誕生日」が出ます。
上記の式の仕組みとしては、
「もしもB2のセルの月が4なら『誕生日』、違うなら『×』を表示する」という内容を作っています。
つまり
=IF(MONTH(日付が入っているセル)=任意の値,該当したときの処理,該当しなかったといの処理)
という形になります。
おわりに
MONTH関数は使い手のアイディアが大切な関数です。
例えば先ほどのIF関数と組み合わせた例など、
「生年月日が載ってある顧客名簿がある。今月が誕生日の人にダイレクトメールを送りたい。そのため該当者の一覧が欲しい」といったケースに対応できます。
MONTH関数はシンプルな関数なのでぜひ使い方を覚えて応用を効かせたいものです。