アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
アイリスの信仰への迷い
天照の動力源がアドラバーストを持つ人間であること、
聖陽教は伝導者一派が人々を操るために作った宗教であること。
こういった可能性から、
聖陽教やそれを信仰する自分に迷いが生じているアイリス。
炎炎ノ消防隊やこういった思想や宗教、それらがよりどころとなる人間の心を描い面がある作品だと思うので、地味ですが第18話は重要な回かと思います。
実際のシーン
アイリスの力コブラ
あちきとやってやろうぜぇ!
イェ〜イ!炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第拾八話 聖女の苦悩(GYAO!)より引用
伝導者一派は天照の件で迷いが生じながらも、普段通りを装うアイリス。
私だってみんなに負けないように鍛えないと。
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第拾八話 聖女の苦悩(GYAO!)より引用
荷物持ちとしてアイリスと洗礼教会に向かうシンラ。
武器の洗礼を行うアイリス
特殊消防隊内にある教会とは異なり、さすがに規模が大きい中央教会。
しかし祈りに雑念が入るアイリス。
やはり天照の動力源がアドラバーストを持つ人間であること、聖陽教は伝導者一派が仕組んだ可能性があるなどから、アイリスにとって何を信じればいいかわからない状態になっている様子。
修道院時代の友の墓参り
武器の洗礼後、墓参りにも向かうアイリス。
プリンセス火華も来ていたようで。
シスタークレマチスやシスターサクラなど、
アイリス達がいた修道院は名前に花をつける傾向があったようで。
失った友の名前は、そのままプリンセス火華の炎の技の名前にもなっています。
よく、ヴァルカンのボタン押したがったり、
欲望にまっすぐですし、
シスターってわかりやすいですよね。炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第拾八話 聖女の苦悩(GYAO!)より引用
そして本題に。
司祭が焔ビトに
教会内で不幸にも司祭が焔ビトになってしまいます。
シスターが太陽、光を見ていてくれるから、俺達は戦える。
シスターは第8にとって、
ひまわりのような存在なんです。炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第拾八話 聖女の苦悩(GYAO!)より引用
生きていく上で迷いが生じたとき、信じるものがあるというのは大きな支えになるものです。
天照や聖陽教に疑問は残るものの、太陽の光(人の希望)を信じることの尊さは変わらないのではと。
焔ビトになってしまった人や、それを鎮魂(人殺し)をする人にとって、シスターという存在が支えになっていることをシンラは伝えます。
シンラの言葉に、アイリス自身も救われます。
おわりに
こうして迷いが解消されたアイリス。
本編のあらすじ