妊娠すると街中に妊婦が最近増えたように見えるという説



妊娠すると街中に妊婦がたくさんいるように見えるという説

「妊娠すると街中に妊婦がたくさんいるように見える」とか、

「車を買うと、同じ車種ばかりが道路を走っているように感じる」

といった経験は少なからず、誰でも思い当たる節があるのではないでしょうか。

これらは心理学的にはバイアスの一種で、

人が見ている世界は実に主観に溢れている
という点を示唆する現象です。


バイアスとは?

バイアスとは要するに先入観のようなものです。

バイアスにはいろいろな種類があります。

例えばテストやアンケートで「1・2・3」のような選択肢を選ぶとき、
無意識に真ん中の「2」が多くなったり、「1・2・3」の比率を同じくらいにしようとバラけさせるのもバイアスです。

先ほどの「妊娠すると街中に妊婦がたくさんいるように見える」というのもバイアスの1つです。

別に自分が妊娠したから街中の他の人が妊娠するわけではないし、
自分が買ったタイミングで同じ車種が世の中に急激に増えるわけではありません。

普段からそこに存在していたけれど、気にもとめていなかった。
興味や関わりが発生したとたん気になりだした。
それだけのことなのです。



自分の身の回りで世の中の流れを感じてしまう

こういったことはよくあります。

例えば奥さんが妊娠すると、「最近、職場や出先で妊婦さんに会うことが増えたなあ」と思ったり、

妊娠した女性が、「電車の中で赤ちゃんをよく目にする」と感じたり。

髪を切ると周囲の人の髪型に目がいったり。

財布の中に100円しかないと、100円で買える商品がやたら目についたり。

人というものは、思った以上に偏って世界を見ているものです。


まとめ

人には様々なバイアス、つまり先入観があります。

人は身近に起こった物事が世界全体の物事だと捉えがちです。

けれど実際は、人は情報を無意識のうちに取捨選択して見ています。

知り合いの1人か2人がたまたま近い時期に離婚すると、
「現代は離婚が多いなあ」
と感じたり、

テレビでたまたま電気自動車の広告を観て、
次の日くらいにたまたまネットニュースで電気自動車の特集を見たりすると
「本当に今は電気自動車がきてるんだなあ」
と感じたりしてしまいます。

人は往々にして、身近にある少ないサンプルで全体を判断しがちです。


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