自信を持つことは人生の満足度や選択において影響します。
自分はかけがえのない存在だ。
自分は自分らしくしていいんだと思えることは大切な資質です。
しかし誰しも自分に自信を持てなくなるときがあるのも事実。
自分に自信を持てる生き方・考え方とはどのようなものでしょう?
何かが成功すると自信が持てますね。
ここで重要なのは、
結果を出せた自分を褒めるのではなく、
結果に結び付く努力をできた自分を褒めることです。
自分は才能があるからうまくいったと考えるのではなく、
自分は努力することで物事を解決できると思えることです。
心理学の実験で、子供たちがテストを受けたあとに取った点数に対して
頭の良さを褒めたグループと
頑張った努力を褒めたグループで
以降のテストの様子を観察した実験があります。
結果、頭の良さ、つまり才能を褒められたグループは次のテスト以降は失敗を恐れ消極的になりテストの点数が下がりました。
「才能あふれる自分でいなければ」とプレッシャーに押しつぶされたのです。
一方、努力を褒められたグループは「こうすれば上手くいくかも。ダメだったら○○を今度は工夫してみよう」と意欲的に取り組み点数も上がりました。
日々の中で自分が努力できたことを見つけることが大切です。
大きなことでなくて構いません。
小さな発見の積み重ねが自信につながるのです。
誰しも人には嫌われたくないものです。
人に好かれると自分が肯定されているような気がします。
人に嫌われると悩んだり傷ついたりします。
しかしいろいろな人がいる世の中です。人に嫌われることもあります。
自分に自信を持つためには、「人に嫌われること」をどう捉えたらいいでしょう。
自分と相手の関係はおおざっぱに考えると4パターンあります。
私は好き・あなたも私のことが好き
私は好き・あなたは私のことが嫌い
私は嫌い・あなたは私のことが好き
私は嫌い・あたなも私のことが嫌い
自分に自信を持てるようになるには、
「私は好き・あなたは私のことが嫌い」に対して、
「あなたは私のことが嫌いかもしれない。
でも私はあなたのこと嫌いではないよ。」
というスタンスでいることです。
あなたが誰かに嫌われたら、必ずしもあなたに非があるとは限りません。
相手がむきになっているだけかもしれません。
あなたが相手より大人になるということです。
相手を認め、相手より大人になることで楽になることがあります。
相手を認めることは、同時にあなた自身を認めることでもあるからです。