黒川あかね「自立した人間2人が寄り添うことに意味があるの」|【推しの子】第29話「営業」

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第29話のあかねの名言

 自立した人間2人が寄り添うことに意味があるの。
 そうじゃない関係は、ただの依存だから。

【推しの子】 | 第3期 第29話 営業(ABEMA)より引用

 復讐が終わっていないことに葛藤するアクアに対し、寄り添いつつも依存的な関係にならないよう接する第29話のあかね。

 あかねとしてはアクアが復讐から解放されてほしいと願う一方で、黒幕の存在に気づき再びアクアが復讐に目を向けてしまうのではないかという危惧もあります。

 単身でララライに「カミキヒカル」のついて聞き込みをしているものの、そのことはアクアに伏せているあかね。



解説

復讐から解放されたい思いがあるアクア

【推しの子】 | 第2期 第21話 カイホウ(ABEMA)より引用

 第2期にて復讐相手と思しき上原清十郎の死を知ったアクア。
 これにて復讐から解放され、アクア本来の性格と人生に対する前向きさを取り戻します。

 俳優業を続けながら(前世で経験済みの)医大受験も視野に入れるアクア。
 第3期でもその方向性は健在で、仕事の合間に受験勉強をする多忙な日々を過ごします。


復讐が終わっていないことに気づかされるアクア

【推しの子】 | 第3期 第28話 盲目(ABEMA)より引用

 第28話、壱護の指摘により自身の復讐が終わっていない(アイを死に追いやった黒幕は生きている可能性がある)ことに気づくアクア。

 アクアとしては復讐から解放されたい本心があり、アイと死別したことで生まれた復讐への強迫観念(幼いアクアやゴロー)との間で葛藤します。

 壱護の話を聞いてすぐに復讐心や憎しみが再燃しないあたり、本当はアクアは復讐なんて望んでいないのだなということがつくづくわかります。

 上原清十郎の死という事実は、復讐から解放されるアクアにとってのいい大義名分だったわけですが、幼いアクアやゴローを通してアクアは自分を責めてしまいます。


あかねに意思決定を求めるアクア

 ダメだよアクア君。
 自分のことは自分で決めないと。
 アクア君は私のものじゃないし、私もアクア君のものじゃない。
 自立した人間2人が寄り添うことに意味があるの。
 そうじゃない関係は、ただの依存だから。

 でも、アクア君が決めたことなら、私はいくらでも力を貸すよ。
 言ったはずだよ。アクア君の抱えているものを、一緒に背負いたいって。

【推しの子】 | 第3期 第29話 営業(ABEMA)より引用

 葛藤により生き方を迷い、思わずあかねに選択をゆだねるアクア。

 ここできちんとアクアに自己決定を促すところが、あかねの頭の良さだなぁと思います。

 理性的に目の前の問題を解決していく黒川あかねと、感情的で迷走する有馬かなの対比が際立つ第29話。



本編の解説

http://likiroku.com/oshinoko-arasuji-29/



参考資料

 
 

 
 

 
 

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