時間は1日24時間。
時間というのは一定の尺度です。
12時から13時の時間も21時から22時までの時間も同じ1時間。
長さは一緒です。
しかし時間にはそれぞれの時間帯で性質というものがあります。
同じ長さ何かをやるにしても、どの時間帯でやるかでパフォーマンスは変わってきます。
22時から2時は最も眠ったほうが良い時間です。
この時間帯は成長ホルモンが最も多く分泌され時間であり、
ここで睡眠をとることで効率よく疲労回復を行うことができます。
睡眠時間が同じであってもどの時間帯に眠るかで質は大きく変わります。
人間は、1日にとても眠くなる眠気のピークが2回あります。
眠気のピークの一つ目が3~4時です。
夜更かしをして12時や1時を平気で過ごせる人は多いものです。
夜更かしや徹夜で最も眠ってしまうのはこの3~4時の時間です。
3~4時の時間は人間の体温が下がる時間でありそれに伴い急激な眠気が生じます。
そのため3~4時の時間帯は頭がぼーっとしがちで知的作業には不向きな時間です。
9時から12時は一日の中で頭が良く働く時間です。
この時間は作業に集中でき生産性の高い時間を過ごしやすいです。
この時間は一日の中の2つ目の眠気のピークです。
可能であればこの時間に15~20分程度の昼寝をしたほうが身体のパフォーマンスは上がります。
仕事などで昼寝が難しい場合は、コーヒーを午前中~昼頃までに飲んでおくことを勧めします。
あるいは多少ずれてもいいので昼前後に昼寝をしましょう。
カフェインは時間差で作用するので、昼前に飲むことで午後の眠気を軽減してくれます。
逆に午後からだらだらとコーヒーを飲んでいると夜の睡眠に支障が出るので注意です。
19時から21時は体温が比較的高くなる時間です。
つまり何か作業を行うことに適した時間です。
ポイントは、19時~21時の間に睡眠をとらないこと。
質の良い睡眠をとるためには、体温が自然と下がることが重要です。
体温が高い時間帯に寝ても質の良い睡眠はとれません。
そればかりか、ここで寝てしまうことであとからくる10時~2時という最も睡眠に適した時間に眠れなくなってしまいます。
終業時間も過ぎ、電車の中や家に着いてうたた寝したい気持ちもあるかもしれませんが、ここはぐっとこらえて起きて何か作業をしましょう。