初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
ロッソが水筒をルドルフに渡すシーン
ロッソとルドルフのやりとりにおいて特に印象的な、第20話の砂漠で水を分け与えるシーン。
ロッソは基本的にルドルフに「自分でまずはやらせてみて」その後に教えを与えることが多く、ルドルフは手ぶらで無計画に逃げ出した自身の浅はかさを学ぶこととなります。
解説
ロッソに水を分けてもらうルドルフ
アイアンコングから身一つで逃げ出したルドルフですが、すぐにロッソに追いつかれてしまいます。
ルドルフを無理矢理連れ戻さず、終始何か考えがあるかのように振舞うロッソ。
そしてルドルフが体力を消耗する中、自身だけ水を飲みます。
意地をはり歩き続けるルドルフですが、ついに限界が来ます。
そこで水を渡すロッソ。
ルドルフとしては自分から逃げたのに水を分けてもらうのはある意味で屈辱でしょうが、それゆえに学びある経験となります。
ルドルフを諭すロッソ
砂漠で生き延びようと思ったら、
まず水を確保しろ。
それに、日差しを避けることも忘れるな。一休みしたら戻るぞ。
大事な、金づるだからな。【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第20話「蘇る魔獣」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引
ルドルフを無理矢理ではなく意思も伴う形で戻らせるロッソ。
無力感を味合わせる怖さであると同時に、命を狙われているルドルフへのロッソなりの優しさであるとも言えます。
本編の解説