「それが本当に正しいなら、世界中の人がすでにやってるよね」という考え方はけっこう大事で、物事を見極める上で役に立ちます。
1. 物事の見極め方
世の中には情報が溢れています。
何が正しいのか、ときどきわからなくなることがあります。
みんなが「自分の言ってることは事実だし正しい」といった感じの言い方をします。
そういうときに、「それが本当に正しいなら、世界中の人がすでにやってるよね。でもほら、ほとんど誰もやってないよ」という思考は役に立ちます。
2. こういう人には気をつけて
現代はたくさんの賢い人達が生きてきた上に成り立っています。
ある程度、有用なことや有用な考えはすでに世に出ているわけです。
平凡な人が思いつくこととかできることで、本当に画期的なことならけっこうやりつくされているわけです。
それでもたまにアイディアで社会が大きく変わることはあります。
でもそれってやっぱり数の上では少数派。
まるで「それが唯一正しい」といった論調の人達の言い分は気をつけた方がいい。
「○○が正しい」「○○が最も効果がある」と科学的に根拠がないことを言っている人がいたら、世の中をみてみます。
「それが本当に正しいなら、世界中の人がすでにやってるよね。でもほら、ほとんど誰もやってないよ」ということに気づきます。
3. 健康法の嘘
例えば金色の財布を持つとお金が貯まるなんて話よくありますね。
だったら世界中のお金持ちが金色の財布を持ってるんじゃないの?と考えれば答えはおのずと出ます。
「○○健康法」とか「○○をやると身体にいい」とかけっこう広告が出てますよね。
でも、本当に健康に効果があるならWHOとか世界の医療機関がとりあげて、正式な治療法になって、病院で3割負担でその治療法を受けられるんじゃないでしょうか?
4. まとめ
まあ、そんな感じで「それが本当に正しいなら、世界中の人がすでにやってるよね」という目線で物事を見ると根拠のない情報をふるいにかけることができます。
化学的根拠とかを考えるなら、エビデンスレベルとかを参考にしたほうが効率的に物事の事実・真実を学べると思います。