「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
オーディンズVSビクトリーズ(4戦目)
オーディンズとの4戦目であり、烈のリーダーとしてのプレッシャーが描かれる第41話。
オーディンズなど中堅チームとのレースは、ビクトリーズの力のインフレをいかに処理しているかがおもしろさに関わると思います。
ビクトリーズが苦戦しすぎると、後の上位チームとの戦いが不自然になりますし、逆に圧勝しすぎると白けてしまいます。
今回は烈が冷静でなかった点、オーディンズにトランスギアシステムとホームコースの有利さがあった点が力関係を補強しています。
解説
オーディンズとの4戦目
オーディンズはビクトリーズが最も対戦したチームの1つであり、今回を含めて4戦行っています。
しかしそのうち2回は端折られながらのレースであり、何かと演習の都合に合わせて使われがちなオーディンズ。
シャイニングスコーピオンを持つゴンキや、カイがコーチを務めるサバンナソルジャーズは安易に勝った・負けたの演出を量産することはできませんし、シルバーフォックスとは「チームワーク」というテーマで描かれることが多いです。
このため今回のように、他の演出を強調したいレースではオーディンズは都合よく使われがちと言えます。
レース展開
V2モーターを採用しなおかつ走りも成熟してきたビクトリーズの方が総合力としてはオーディンズより上と言えます。
特にビートマグナムは上位チームの最高速にも匹敵し、明らかにホワイトナイトのほうがスペックは劣るでしょう。
しかし今回はトランスギアシステムと得意の氷上コースでビクトリーズとのスペック差を埋めていくオーディンズ。
特にニエミネンのホワイトナイトはホームコースを最大限に活かしビートマグナムと善戦します。
しかし直線の最高速ではやはり追いつかれるようで、最終的に接触事故で豪がリタイヤという演出はビートマグナムの負け方としては妥当と言えます(さすがにここでホワイトナイトが勝ってしまうと力関係が不自然になります)。
ソニックのリタイヤ
同様に、氷上コースでありながらいつも以上にリスクのある走りをした烈もリタイヤ。
ヴァンガードソニックのときと同様、トルネードをしながらコースアウトするソニックが、烈の迷いを表しています。
これによりポイント制であった今回のレースはオーディンズの勝利となり、オーディンズはビクトリーズに初めて勝利します。
そしてビクトリーズの戦績は
- 勝(アイゼンヴォルフ戦)第3話
- 負(シルバーフォックス戦)第4話
- 勝(アストロレンジャーズ戦)第6話
- 勝(ブーメランズ戦)第7話
- 勝(オーディンズ戦)第8話
- 負(アストロレンジャーズ戦)第11話
- 負(シルバーフォックス戦)第12話
- 負(サバンナソルジャーズ戦)第13話
- 勝(ゴンキ戦)第15話
- 勝(ブーメランズ戦)第17話
- 勝(オーディンズ戦)第21話
- 勝(アイゼンヴォルフ戦)第23話
- 負(ドリームチャンスレース)第24~26話
- 勝(シルバーフォックス戦)第27話
- 負(ロッソストラーダ戦)第28話
- 勝(サバンナソルジャーズ戦)第30話
- 勝(オーディンズ戦)第33話
- 負(ロッソストラーダ戦)第34話
- 勝(5か国対抗選抜レース)第36話
- 勝(ロッソストラーダ戦)第37話
- 勝(アイゼンヴォルフ戦)第39話
- 勝(アストロレンジャーズ戦)第40話
- 負(オーディンズ戦)第41話
となり通算15勝8敗となります。
本編
補足記事