アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
漏瑚の領域展開
漏瑚の領域展開は、高温の空間と炎の攻撃の応酬がなされる「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」です。
特級呪霊として申し分ない強さを持つ漏瑚。
しかし五条との戦闘をはじめ損な役回りも多く、実力よりも弱く見える描写が目立ちます。
領域展開に関しても同様で、やや損な見せ方がされている傾向にあります。
蓋棺鉄囲山の解説
漏瑚の術式
アニメにて具体的な術式の名称は呼称されないものの、漏瑚の術式は外観通り炎を扱った術式になります。
マグマを彷彿とさせる漏瑚の攻撃は広範囲・高火力の様子がうかがえ、(攻撃力という意味での)火力の高さは作中でも指折りであると言えます。
蓋棺鉄囲山の性質
領域展開とは「大量の呪力消費と引き換えに、自身の術式の強化と必中を可能にする」高度な術式です。
つまり領域展開を行うと自分の得意技を最大限の力で相手に確実に当てることができます。
漏瑚の領域展開もこれに沿う典型的な領域となっています。
蓋棺鉄囲山にて作られた漏瑚の生得領域(心の中を反映した空間)は、火山を彷彿とさせる高温の空間です。
並みの人間であればこの空間の温度だけで倒されてしまいます。
この空間内で漏瑚の得意とする炎属性の攻撃がなされます。
強いのに弱く見えてしまう漏瑚
五条との戦いなど「相手が悪い戦闘」をこなした点、言動がコミカルに描かれている点などから、実力よりも弱い見せ方がされがちな漏瑚。
これは領域展開についても言えるのではと思います。
本来は高温の空間で隕石の応酬がなされる蓋棺鉄囲山は、高い火力と圧倒的な攻撃力でまさしく「発動すれば勝ち」の技かと思います。
しかし、入った途端にまったく動けなくなるという絶望感がすごい五条の「無量空処」や、防ぐことができないまま異形にされてしまう恐怖感がすごい真人の「自閉円頓裹」。
これら他の領域展開と比べると漏瑚の領域展開は「物理攻撃の応酬」という性質がスタンダード過ぎて、どこか「防げそう」な感じが拭えません。
このように、漏瑚は強いけれど強さが伝わりにくいキャラだなぁとつくづく思います。
補足記事
参考資料