アニメ「SSSS.DYNAZENON」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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飛鳥川ちせの瞳の色
飛鳥川ちせの瞳の色は、SSSS.GRIDMANのヒロインである六花と同様、青い色に淡く赤色が混ざったデザインとなっています。
六花は怪獣を作っていたアカネの親友であり、味方サイドでありながら敵とのつながりも持つというポジションでした。
それが青い瞳に赤が混ざるというキャラデザインで表現されています。
SSSS.DYNAZENONのオープニングから、ちせも怪獣との不穏なつながりが示唆されており、瞳の色と物語におけるポジションがリンクしているかたちになっています。
解説
SSSS.DYNAZENONとSSSS.GRIDMAN
SSSS.DYNAZENONとSSSS.GRIDMANは共に特撮作品「電光超人グリッドマン」を原作とするアニメ作品です。
「GRIDMAN UNIVERSE」と位置付けられるこの2作は、特撮ヒーロー作品やロボットアニメのオマージュを多分に取り入れているのが特徴です。
そして伏線も多く、キャラクターの瞳の色もその1つです。
SSSS.GRIDMANにおいては一部例外はあるものの、味方サイドのキャラクターは瞳が青色、敵側は赤色といったデザインになっています。
SSSS.GRIDMANの瞳の色
SSSS.GRIDMANのキャラクターはトランスフォーマーのデザインをオマージュしている関係から例外はあるものの、おおむね味方は青い目、敵は赤い目をしています。
そして作中唯一、青い目に赤色が混じっている六花は、怪獣を作っていたアカネの親友であり、最終的にはアカネの心を救う役割を担います。
SSSS.DYNAZENONの瞳の色
グリッドマンと比較すると、ダイナゼノンは登場人物の瞳の色にそこまで規則性がある様子はうかがえません。
これはグリッドマンがやや「誰が敵で味方になるかわからない」という展開だったのに対し、ダイナゼノンが怪獣優生思想という敵対する存在が初めから明確に描かれている関係もあるのかもしれません。
いずれにせよグリッドマンより瞳の色の伏線がなさそうなダイナゼノンですが、ちせの瞳はしっかり青色の中に赤色が混じり、この点は明らかな伏線かと思います。
補足記事