アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
第10話「無為転変」
人は目に見えないものを特別に考えすぎる。
呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
真人と順平の会話および、七海VS真人がメインの第10話。
聞こえのいい言葉で、順平をある意味で洗脳していく真人。
あらすじ・名言・解説
順平と真人の会話
順平「好きの反対は無関心なんてはじめに言った人は、ちゃんと地獄に落ちたでしょうか。
悪意を持って人と関わることが、関わらないより正しいなんて、ありえない。
好きの反対は嫌いです。
日本人って好きですよね。
シンプルな答えを複雑にして、悦に浸る」真人「それ考えたの日本人じゃないよ?」
順平「僕が言ってるのは誤謬のほうです」
真人「ん?」
順平「もともと、どこかの外国の人が言ったのは、愛の反対は無関心、ですよね。
愛ってのはいろなんな定義があるから、対義に、無関心も成り立つと思うんです」真人「まあね」
順平「でも、愛って普段使わないじゃないですか。
だからそれがこの国ではいつのまにか、好きに変換されて、愛、無関心の対義が成り立つかどうかなんて、誰も考えずに広まったっていうか」真人「みんな言葉遊びが好きなのさ。
なぜなら人間は、言い訳をしないと生きていけないからね」呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
イジメを受けた順平だからこそ考える、好きの反対。
でも僕は、人間の醜悪さを知っています。
だから、他人に何も期待していないし、他人の死に、何も思うところはありませんし、無関心こそ、人間の行きつく美徳です。呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
イジメの経験から、他人に愛情を持てなくなった順平。
真人「そんな君が、復讐ねえ」
順平「矛盾してるって、言いたいんですか?」
真人「順平は人に心があると思う?」
順平「え、ないん、ですか?」
真人「ないよ。
魂はある。でもそれは心じゃない」順平「じゃあ、僕のこの、」
真人「俺はこの世界で唯一、魂の構造を理解している。
それに触れることで、生物の形を変えているからね。
喜怒哀楽は全て、魂の代謝によるものだ。
心と呼ぶにはあまりに機械的だよ。
人は目に見えないものを特別に考えすぎる。
見える俺にとって、魂は肉体と同じで、何も特別じゃない」呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
真人の言葉は賛否両論ありますが、
「人は目に見えないものを特別に考えすぎる」というのは示唆のある言葉ではと。
ただそこにあるだけだ。
わかる?
命に価値や重さなんてないんだよ。
天地にとっての水のように、命もただ巡るだけだ。
それは俺も君も同じ。
無意味で無価値。
だからこそ、何をしてもいい。
どう生きようと自由なんだ。
無関心という理想にとらわれてはいけないよ。
生き様に一貫性なんて必要ない。
お腹が減ったら食べるように、憎いなら殺せばいい。
俺は順平の全てを肯定するよ。呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
イジメを受けていた順平にとって「全てを肯定するよ」というのはまさに悪魔のささやきなわけで。
七海VS真人
そして七海が真人と対峙。
異形に変えた人間を使って戦う真人。
虎杖と順平
イジメに気づけていない担任教師に殺意を持つ順平ですが、
虎杖「でもお前、あいつ嫌いだろ?」
順平「なんで?」
虎杖「なとなく。あ、違った?」
呪術廻戦 第10話「無為転変」(GYAO!)より引用
虎杖の介入で一旦熱が引きます。
それにしても虎杖、典型的な陽キャですよね。
七海の時間外労働
七海の奥の手で次回に続きます。
参考資料