実写ドラマ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
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第5話「ムダ毛の気持ちも考えろ」レビュー
実写ドラマ「女子高生の無駄づかい」第5話「ムダ毛の気持ちも考えろ」。
「女子高生の無駄づかい」の実写の1〜5話では一番おもしろかったですね。
「女子高生の無駄づかい」の実写は、雰囲気はロボが一番再現度高くて、ツッコミはリリィがおもしろいなあと思います。
双方のシーンがあったことと、ロリとマジョの「いい話」があったことで印象的な第5話。
あらすじ
「うち毛深くなりたい」
体の中で最も大切な部分…つまり心臓を守るべく、胸毛を欲するバカ(岡田結実)。
そもそも世の中は“ツルツル”であることに価値を見出しすぎではないか。毛にだって生えている意義がある。ムダ毛なんて言われる“毛”の気持ちも考えるべきだ。
――そんなバカの真剣な訴えを、冷めた目で見つめるヲタ(恒松祐里)とロボ(中村ゆりか)。一方、ヤマイ(福地桃子)は虫歯により、歯に絶望的な痛みを感じていた。でも歯医者には絶対に行きたくない。「この痛みは呪いによるものだ」と主張していると、マジョ(井本彩花)が突然現れる。マジョは怪しげな魔法陣にヤマイを寝かせ、「私の術で呪いを解いて見せる」と気合を入れ始め…。
更にはロボのもとに、ロボに恋する男性高校生・高橋(望月歩)が再来。ついでにその親友の青山(水沢林太郎)もやってきて…!「女子高生の無駄づかい」(AbemaTV)より引用
各シーンの解説
アバン(教頭とバカのあいさつ運動)
冒頭はアニメにはない実写オリジナル回。
やっぱり
「女子高生の無駄づかい」の実写はある意味で教頭でもっているところはありますよね。
特にチャイムが鳴った途端に切り替えが早い教頭に笑ってしまいますw
むだげ
オープング後の最初はアニメでもおなじみのムダ毛。
バカの貧乳ネタでもあります。
アニメではヲタの家が舞台になることも多々ありましたが、ドラマではおおむね学校の教室が3人のやりとりの場となっています。
なやみ
大人になるための方法を相談するロリ。
これが後にマジョと映画館でばったり会うことにつながります。
リリィのツッコミはアニメでもヲタのそれとはまた違う趣でおもしろかったですが、ドラマでも同様ですね。
一方、数学のノートをデコるヲタ。
こちらは以降の話にも続く伏線ですね。
ということで、何かと以降につながる話である「なやみ」。
かこ
イベントに向けてCDを準備するワセダ。
こちらも以降につながる前振りですね。
ワセダの過去の話のバンドメンバー、演技うまいですね。
脇役の再現度やクオリティがむしろ高い気がする「女子高生の無駄づかい」。
ちゅうさい
バカとヲタのケンカを仲裁するロボ。
アニメではヤクルトの計量でバカを気分転換させるロボですが、ドラマではゆで卵の皮むきを使います。
ヲタの助力の仕方も含めて、自然なアニメ改変だなあと思います。
ろぼっこ「コンクリートジャングル東京」
東京にきたロボ子。
わりとこのドラマ内小説は単調というか退屈ですが、次回がけっこう大きな展開がありそうですね。
ゆうじょう
そしてロボ&高橋。
この二人は再現度かなり高いキャラだと思うので、やりとりを見ていてすごく楽しいです。
ただ、ドラマだと高橋がすでに失恋する感じで二人の関係性が終わってしまっているのがちょっと寂しいですね。
アニメではロボが高橋に臭気計をあげます。
二人の関係は進展はしませんが、だらだらと続いていく感じですね。
ロボは微生物などの科学、高橋は小説家希望で文学。
学問は違いますが、二人は気が合いそうなので、これからも絡みを見たいなあと思うのですが。
それにしても高橋だけでなく、
高橋の親友の青山もキャラが自然で再現度高いですねw
えいが
そしてアニメでもちょっと感動する回である映画。
アニメでは並んで座りましたが、ドラマでは別の席。
鑑賞後の会話も少なめです。
一方、アニメにはなかった演出で、ロリが次の日マジョと会えるのを楽しみにしているのがかわいいですね。
腕相撲中にロリを映画に誘うマジョの不器用さもそれっぽくて、いい演出だなあと。
おわりに
アニメを見た後に実写を見ると、やや違和感というかぎこちなさも感じる「女子高生の無駄づかい」。
ただ第5話にもなるとだいぶん見る方も慣れるというか、素直に楽しめるなあと。
それにしても、やっぱり一番頑張っているのはヤマイ役の福地桃子さんですね。
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