実写ドラマ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
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ドラマ「女子高生の無駄づかい」第2話レビュー
あらすじ
人は誰しも、他人からすればしょーもないことを、ものすんっごく…気にしていたりする――。
例えばロリ(畑芽育)。高校生にも関わらず幼すぎる見た目を気にする彼女は、自分に「ロリ」というあだ名を付けたバカ(岡田結実)にナメられないように必死でオラつく日々。
全力でオラつくあまり、バカとその友人であるヲタ(恒松祐里)、ロボ(中村ゆりか)に「舐めた真似ばかりしてると、白馬に乗った王子様が現れなくて孤独死する」と、とんでもない捨て台詞を投げつける。
一方、優等生すぎて面白みがない…と自分に自信のないマジメ(浅川梨奈)は、密かにロボに憧れを抱いている。そんなある日、ロボがバカの背脂のモノマネを見て笑う姿を見て衝撃を受け、「鷺宮さん(ロボ)と親しくなるには田中さん(バカ)の攻略が必須」と必死にバカの観察に勤しみ始める…。
その頃、ワセダ(町田啓太)は重度の中二病・ヤマイ(福地桃子)の進路希望の内容に驚がくしていた。「文系か、理系か」という問いに対して「ドラゴンに乗って戦いたい!」と息巻くヤマイ。JKの担任のキツさに、ワセダのイライラは募っていき…?
なにはともあれ、老後に孤独死しないためにも“彼氏”は欲しい、と悩むバカとヲタ。しかし「どんな男性がタイプなのか」すらわからず、“ドキドキ”を探すために街へと繰り出すことに。秒で飽きたところでヲタが愛するボカロP=「低所得P」が新曲をアップ! 突然悶絶し興奮が抑えきれないヲタは、バカたちを残してさっさと帰宅。憧れの低所得Pに、愛を込めたメッセージを送信するのだが…。
この時、ヲタはまだ知らない。低所得Pの正体を。
「女子高生の無駄づかい」(tv asahi GO)より引用
各シーンの解説
アバン(コンタクトが怖いワセダ)
コンタクトが怖いワセダをから、それぞれのコンプレックスに触れていく冒頭。
ろり
「口を聞かない」というロリの言葉に対し、「ワセダが呼んでた」と嘘をついて会話をさせるバカ。
その後のロリの報復は、「サンタがこない」ネタは第1話で使ってしまったので、「白馬の王子様が来ない」というアニメとは異なるネタで3人を唖然とさせます。
どきどき
低所得Pが好きなヲタのヲタキャラ初披露。
やまい
ヤマイとワセダ@進路指導室。
進路希望の話ですね。
さすがにドラマだと、漫画やアニメでおなじみのメガネが壊れる描写はないですね。
ヤマイ「あるません」のボケが、滑舌のせいか普通に「ありません」に聞こえて微妙な気もします。
ヤマイの突っ走る感じとワセダのツッコミの間はほんと楽しいです。
まじめ
マジメがバカの観察を始める回。
急な雨でマジメとロボが二人っきりのシチュエーションも実写化。
アニメとほぼ同じ展開。
ロボっこ「それが家族さ!」
ロボこを引き取ってくれた家庭の仕事がうまくいかず、貧しくなります。
けっぱれ、ロボこ
ばあちゃん
ロリがお菓子の「ボッキー」でバカ達に近づきます。
アニメも実写も、漫画の「ボッキー」をロリに言わせるのが制作に手を抜いてなくていいですね。
ひっさつわざ
ヤマイとワセダ@進路指導室。
黒猫に意味を見出すヤマイ。
アニメと比べるとやや締まりがないオチ。
いらいら
登校しようとするマジョ。
それを迎えようとするワセダ。
マジョの「森に帰ります」はキャラらしくていいですね。
一方ワセダの呼びかけはちょっとテンションが高すぎというか、普段静かなワセダのキャラに合ってない気もしたり。
てすと
バカが唐揚げでマジメにノートを借りようとする回。
ここはほぼアニメと同じ展開。
細かいところですが、
ヅラをかぶって教室に入るバカに対し、笑いをこらえるヲタの演出がおもしろかったのでドラマでそれがないのがちょっと残念です。
わすれもの
ロリが体操着を忘れ、おばあちゃんが届けてくれる回。
おばあちゃんのツッコミの切れは原作同様ですね。
ただちょっと口調が辛辣な気もします。
穏やかだけど切れのあるツッコミがロリばあちゃんの魅力と思っていたり。
ただ、終盤のおばあちゃんのラインのやりとりは、アニメにはない演出でいいですね。
おわりに
どんな作品でも実写化ってはじめは違和感がありますよね。
ただ「女子高生の無駄づかい」も第2話くらいになるとずいぶん慣れてくるものもあります。
バカ・ヲタ・ロボの3人だと、
ロボが一番再現度が高い気がする今日この頃。
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