「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
ロッソストラーダVSビクトリーズ(3戦目)
ビクトリーズとロッソストラーダの3戦目であり、ロッソストラーダの不正が明るみに出る第37話「荒馬たちの挽歌」。
ロッソストラーダのチーム内のいざこざが印象的な回ですが、グランプリレーサーとして確実に力を付けつつあるビクトリーズの描写も含む回でもあります。
レース解説
成長しているビクトリーズ
アディオダンツァが明るみに出るシーンが印象的な今回のレース。
しかしながら、JのプロトセイバーEVOがゾーラのディオスパーダを寄せ付けなかったシーンは非常に重要だったと思います。
以前のレースで「ちんけなコーナリング」と揶揄されながら、Jはゾーラにコーナーで抜かれています。
また、リレーレースではジュリオのほうがリョウより戦略面で優れていたり、高速コースとはいえ藤吉はあっさりとルキノに抜かれています。
以前のビクトリーズはV2モーターを使っているのにロッソストラーダと互角か劣る勝負を見せることが多かったです。
しかしながら今回はスピード勝負で少なくともリオーネ・ゾーラ・ジュリオを寄せ付けないレースを見せており、ビクトリーズのマシンがGPチップの経験を積み以前より速くなっている様子がうかがえます。
Jの「チャオ♪」
ロッソストラーダを抜く際にジュリオの「チャオ♪」を使ったJ。
ジョーの「豚でもナンパしてれば?」もそうで、
レッツ&ゴーは伏線と言うほどでもないですが、ちゃんと物語のつながりを踏まえた言動があって丁寧な作品だと思います。
ビクトリーズの勝利
不正がバレてナイフを外し、マシンバランスが崩れたカルロ以外のディオスパーダ。
このため最後まで全力の勝負だったかは微妙ですが、いずれにせよ上記のようにビクトリーズの実力は見られ、正当な勝利であったと言える第37話。
これにてビクトリーズの戦績は
- 勝(アイゼンヴォルフ戦)第3話
- 負(シルバーフォックス戦)第4話
- 勝(アストロレンジャーズ戦)第6話
- 勝(ブーメランズ戦)第7話
- 勝(オーディンズ戦)第8話
- 負(アストロレンジャーズ戦)第11話
- 負(シルバーフォックス戦)第12話
- 負(サバンナソルジャーズ戦)第13話
- 勝(ゴンキ戦)第15話
- 勝(ブーメランズ戦)第17話
- 勝(オーディンズ戦)第21話
- 勝(アイゼンヴォルフ戦)第23話
- 負(ドリームチャンスレース)第24~26話
- 勝(シルバーフォックス戦)第27話
- 負(ロッソストラーダ戦)第28話
- 勝(サバンナソルジャーズ戦)第30話
- 勝(オーディンズ戦)第33話
- 負(ロッソストラーダ戦)第34話
- 勝(5か国対抗選抜レース)第36話
- 勝(ロッソストラーダ戦)第37話
となり通算13勝7敗となります。
しかしながらファイターの実況では「14勝」とアナウンスしており、放送されたレースとの数が合わない気がする描写となっています。
本編
補足記事