アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
真帝国のゾイド
ゾイドワイルドゼロにおいて、
シーガル達が真帝国として武力行使に出る展開は好きです。
ゾイドの初期設定であるゾイドバトルストーリーのおける、ゼネバス帝国とガイロス帝国の関係性を思い出します。
帝国と共和国に2分されがちなゾイドですが、
細かく見ると旧来のシリーズでも帝国はさらに2つの勢力に分かれます。
ゾイドワイルドゼロにおける真帝国のゾイドと、旧来のゾイドを比べます。
ゾイドワイルドゼロのゾイドと旧シリーズを比較
ドライパンサー
ライダーのスピーゲルと共に真帝国に属しているドライパンサー。
パンサー種ということで要するにヒョウ型ゾイドですね。
「ヒョウ」という動物自体はモチーフにしやすいと思うのですが、意外とヒョウ型ゾイドは少ない印象です。
旧来のものでいくとヘルキャットなどはヒョウ型ですね。
ただ小型で、ドライパンサーと通ずるものがあるかというと微妙ですが。
機体性能や外観としてはグレートサーベルの方が近いかもしれません。
ヘルキャット自体はそのデザイン性が不思議と頭に残るいい機体かと。
オメガレックス
荷電粒子砲を持つオメガレックス。
黒い装甲からもジェノザウラーを思い出させます。
しかしながらティラノサウルス特有の大きな顎は、どちらかというとゴジュラスやゴジュラスギガを彷彿とさせます。
キルサイス
小型ゾイドで単独というよりは集団での戦闘を得意とするキルサイス。
外観も戦法も旧シリーズのディマンティスを思い出します。
おわりに
ゾイドの初期設定であるゾイドバトルストーリーでは、
ガイロス帝国に吸収されたゼネバス帝国がネオゼネバス帝国として反乱を起こします。
その際もネオゼネバス帝国は数は劣りますが精鋭部隊といったゾイドのラインナップでした。
ゾイドバトルストーリーと比べると、ゾイドワイルドゼロの真帝国はテロ行為の要素が強い気もしますが、ゾイドの戦力関係は通ずるものがあるのかなと思います。
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