アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
耐Bスーツとは？
ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車！キャノンブル」（あにてれ）より引用
アニメ「ゾイドワイルドZERO」の用語であり道具である
「耐Bスーツ(たいびーすーつ)」。
耐Bスーツとは、
ワイルドブラストの衝撃からライダーを守る特殊なスーツです。
ランド博士によって開発され、
帝国・共和国双方で使用されています。
生身でゾイドのワイルドブラストに耐えることは基本的に難しいので、
耐BスーツはゾイドワイルドZEROの世界において欠かせない技術の１つです。
耐Bスーツの意義
ワイルドブラストと耐Bスーツ
ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車！キャノンブル」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車！キャノンブル」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルドゼロの世界において、
ゾイドは「ワイルドブラスト」を発動することで強力な攻撃を行うことができるようになります。
しかしワイルドブラストのライダーへの衝撃は大きく、
生身の状態では制御することが難しいです。
ライダーの負担を軽減し、
ワイルドブラストを操作可能にするのが耐Bスーツです。
ゾイドワイルド ZERO 第1話「誕生！ビーストライガー」（あにてれ）より引用
耐Bスーツは背部のコネクタを通して
ゾイドと接続されることで効果を発揮します。
ゾイドワイルド ZERO 第26話「消えたオメガレックス」（あにてれ）より引用
基本的にライダーはゾイドに乗る際、
スーツとヘルメットを着用しますが、
ゾイドワイルド ZERO 第15話「破壊竜ジェノスピノを追撃せよ！」（あにてれ）より引用
ヘルメットなしでワイルドブラストを発動するシーンも多々あります。
このことから、
ワイルドブラストの衝撃を緩和するのはあくまでスーツ部分であり、
ヘルメットは直接的には関係がないことがわかります。
耐Bスーツなしのワイルドブラスト
ゾイドワイルド ZERO 第18話「琥珀の大鋏！クワガノス出撃せよ！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第18話「琥珀の大鋏！クワガノス出撃せよ！」（あにてれ）より引用
基本的には生身の体でワイルドブラストを行うことは実用的ではありません。
耐Bスーツなしでクワガノスのワイルドブラストを行ったジェイクは、一発の攻撃を行うだけで気絶してしまいました。
ゾイドワイルド ZERO 第1話「誕生！ビーストライガー」（あにてれ）より引用
しかし、
レオは耐Bスーツなしでワイルドブラストを行うことが可能です。
レオはサリーのペンダントの光により、
体の一部が金属化しました。
これによりゾイド因子の力でゾイドと呼応できるためです。
実際の耐Bスーツ
ゾイドワイルド ZERO 第27話「暗闇の決戦！ ドライパンサー対ガトリングフォックス！」（あにてれ）より引用
ゾイドワイルド ZERO 第27話「暗闇の決戦！ ドライパンサー対ガトリングフォックス！」（あにてれ）より引用
耐Bスーツは帝国・共和国で色が異なりますが基本は同じです。
どちらも開発者がランド博士によるものだからでしょう。
またメタ的には、
デザインとしては
初代アニメである無印ゾイドのレイヴンの服に似ています。
ゾイドワイルド ZERO 第19話「孤島の争奪戦！」（あにてれ）より引用
男性用・女性用が存在しますが、
デザインにそこまで差はありません。
ゾイドワイルド ZERO 第15話「破壊竜ジェノスピノを追撃せよ！」（あにてれ）より引用
軍に属していないバーンは私服の耐Bスーツを着用しています。
耐Bスーツが軍服以外にも存在していることがわかります。
おわりに
ゾイドワイルド ZERO 第24話「全身兵器！オメガレックス起動！」（あにてれ）より引用
耐Bスーツは
外観や役割がエヴァンゲリオンのプラグスーツに通ずるものもありますね。
耐Bスーツはレオの特殊性を際立たせてくれるので個人的には好きな設定です。
例えば初代アニメの無印ゾイドでは、
登場人物の顔に模様があります。
これは惑星Ziの人間は体の金属物質が多く、
それらが皮膚に浮き出しているという設定からです。
金属生命体と共に生きている生物だからこそ、
金属との関与はゾイドの世界観において重要な設定です。
そういった観点から、
体の一部が金属化したというレオの設定はいいなあと。
ゾイドワイルド ZERO 第5話「裏切りのガトリングフォックス」（あにてれ）より引用
ただ、
耐Bスーツの設定があるせいで、
「軍服でゾイド乗ってるときにピンチに出くわしたらどうするの？
もう最初っからバーンみたいに耐Bスーツ着てたほうがいいんじゃない？」
といったアイセルへのツッコミが心の中で生まれる今日この頃です。
その他の記事
参考資料
