ゾイドワイルドZEROの主人公パーティーは微妙かも



ゾイドワイルドZEROの主人公パーティー

ゾイドワイルド ZERO 第39話「130年前の男」(あにてれ)より引用

ゾイドワイルド ZERO 第10話「フォックス捕獲指令」(あにてれ)より引用

ゾイドワイルド ZERO 第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」(あにてれ)より引用

 ライジングライガー、ガトリングフォックス、ラプトリア。

 戦況によって微妙に異なりますが、おおむねゾイドワイルドZEROの主人公パーティーはこの3機になるのではと思います。(厳密にはこれにバズの乗用車)

 初代アニメのブレードライガー・ライトニングサイクス・ディバイソンの印象が強いとゾイドワイルドZEROの主人公パーティーは少し寂しい気もしないでもありません。

 特に小型で火力が乏しいラプトリアは(アイセルが学者であるということもあって)やや戦力として頼りなく、もう1つ戦力が欲しかったなと個人的には思ってしまいます。



解説

ライガーとフォックス

ゾイドワイルド ZERO 第10話「フォックス捕獲指令」(あにてれ)より引用

ゾイドワイルド ZERO 第28話「激突! 二大破壊竜!!」(あにてれ)より引用

 ライガーとフォックスが並んだ状態は初代アニメに負けず劣らずカッコイイ組み合わせだったなと思います。

 ビーストライガーは途中でライジングライガーに進化し世代交代をします。
 これにより火力も強化されますが、ガトリングフォックスは元々ステルス性能というライガーにない強みがあるため取り残された感はありません。

 体格的にシールドライガーとコマンドウルフの組み合わせを彷彿とさせ、コンビで戦っていると何とも言えないまとまりを感じます。


ゾイドワイルド ZERO 第10話「フォックス捕獲指令」(あにてれ)より引用

 そしてこれにラプトリアが加わっても個人的にはけっこうバランスのとれた絵だなと思います。

 ただ、実際の戦闘シーンになるとやはりちょっと物足りなさがあるのが正直なところです。

 ただでさえ小型で華奢で戦力として頼りなくなりがちなラプトリア。
 加えてアイセルが学者であって本業がライダー(戦闘員)でないことも戦闘の盛り上がりに欠ける気がします。

 腕が立つ設定がないぶん、キャノンブルのような格上を倒すと不自然に見えますし、逆に戦力にならないと(バーンはいないこともあるため)レオだけで戦うことになってします。

 旧シリーズで言うと例えばガンスナイパーのような機体の完成度と強みがあればまた違った印象を持てたのかもしれません。


トリケラドゴスを加えて

ゾイドワイルド ZERO 第12話「無敵の咆哮!ジェノスピノ!」(あにてれ)より引用

 例えばトリケラドゴスを加えたパーティーはよりバランスがとれていたなぁと思います。

 ゾイドワイルドZEROはバズ・サリーというゾイドに乗っていない登場人物が2人もいるため、登場人物の頭数のわりにゾイドが少なくなりがちです。

 その少ない構成の中でライガーとラプトリアだけという組み合わせはやはりどこか寂しいものがあり、もう1つボリュームが欲しかったところかなと個人的には思います。


ゾイドワイルドZERO 第47話「古の皇帝龍最終進化!」(あにてれ)より引用

 逆に終盤よくトリオで登場したキャノンブル・スティレイザー・バズートルは後方支援組としては完成度が高かったなぁと思います。



参考資料

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