アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
第3話「裏切り者って、なに?」
きっとこの力は、この時代で、俺がその人を、見つけ出すための力だ。
SSSS.DYNAZENON 第3話(Abema TV)より引用
3話ほど続くと、サブタイトルは「○○、なに?」という形式をとるのだなと察しがつくダイナゼノン。
グリッドマンでは「覚醒」というタイトルが1話と最終話で用いられ、サブタイトルもきれいな伏線の1つとされました。
伏線とまではいきませんが、ダイナゼノンもサブタイトルに統一性がありある種のまとまりの良さがあります。
あらすじ・名言・解説
やる気のないムジナ
感情的なオニジャに対し、やる気がなく帰りたがっているムジナ。
瞳の色が青に淡く赤が混ざったデザインであり、ちせやグリッドマンの六花と同じデザインとなっています。
朝練をやる一同
ちせ「あと、皆さんみたいに器用じゃないんで」
夢芽「器用な人なんて、そんないないと思うけど」
SSSS.DYNAZENON 第3話(Abema TV)より引用
前話を踏まえ、朝練に参加するようになった蓬。
不登校のちせからすれば器用に見える夢芽達も、個々でいろいろな事情を抱えています。
器用な人はそんなにいないと夢芽が言っているシーンで、(姉の形見である)知恵の輪を持つ夢芽の手元を映しているのが細かい演出。
ちなみにちせが従兄である暦を「先輩」と呼ぶのは、ちせが暦のようなニートを目指していることがわかります。
稲本さんと暦
当時の姉のことを聞くため、合唱部のOGと会うことにした夢芽。
一方で暦は稲本さんとばったり会います。
蓬のバイト先のバイトリーダーである稲本さんは、暦の中学時代の同級生。
登場人物達の人間関係がつながります。
並行し、ジュウガは蓬とコンタクトをとります。
オニジャと異なり蓬達を仲間にしようと、紳士的な態度のジュウガ。
ガウマが裏切った理由
蓬がジュウガと会ったその夜、蓬は夢芽達にそのことを相談します。
一同でガウマに詰め寄りますが、詳細な説明は得られず。
そして翌日に怪獣が。
きっとこの力は、この時代で、俺がその人を、見つけ出すための力だ。
SSSS.DYNAZENON 第3話(Abema TV)より引用
ガウマが探している人が女性であることに、今まで言い淀んでいたことも含め変に納得する一同。
ダイナゼノン、宇宙での戦闘
周囲を爆発させる怪獣に対し、空気のない宇宙で戦うダイナゼノン。
抱えられるなら攻撃もできそうな気もしますが。
いずれにせよ怪獣の攻撃は止まります。
しかしなぜ怪獣の攻撃は爆発しないのに、ダイナゼノンは火器を使えるのか。
そしてなぜ怪獣がやられたときの爆発は起こるのか。
このあたりの矛盾はボイスドラマでも指摘されます。
これがネタなのか伏線なのか第3話時点ではどちらともとれる演出。
ただグリッドマンでは空がないことから世界が作りものであることが判明します。
空高く飛ぶ演出が一癖あるのはグリッドマンもダイナゼノンも共通しています。
人が生き返ることを考える夢芽
怪獣使いであるガウマ達が蘇ったことから、姉のことを考えてしまう夢芽。
回を重ねるごとにダイナゼノンでの戦闘を通して怪獣に関わることにのめりこんでいく様子がうかがえます。