人間には大なり小なり生まれ持って備わっている能力というのがあって、
それが相対的に人より優れていたりすると「才能」と呼ばれたりしますね。
この、何かしらの「才能」が自分にあるのかないのか。
「才能」を使うか使わないかという選択が人生にはけっこう大きいわけです。
1. 才能は時間と共に枯渇する場合がある
才能はいろいろあって、
例えば「外見の良さ」ってのも1つの才能です。
そんで、例えば「見た目はいいけど性格悪いイケメン(美人)」ってのがいたとします。
そういう人が若い頃はちやほやされるけれど歳をとってから周りから相手にされなくなるっていう残念な話はよくありますね。
何が言いたいかっていうと、
才能は時間と共に枯渇する場合があるってことです。
2. 才能以外の力で人生を切り抜けていく
で、さっきの話。
「自分に才能あるのかないか問題」と「才能を使うか使わないか問題」。
まあ、一般的に「自分に才能がある」と確信できる人は少ないわけです。
そして、あまり「才能ありき」な才能に頼った生き方は、才能が枯渇したときがきついわけです。
そのように考えると、
いかに才能に頼らず、「それ以外の」力で人生を切り抜けていくというスキルが長期的には役に立つのかなという結論に至ります。
3. 差別化と、価値の掛け合わせ
才能ではない、「それ以外の力」ってのがなんなのかっていうと、例えば差別化。
要するに、その環境で誰もやってないことをするってことです。
誰もやってないことってのはライバルがいないから、特別才能がなくても1番になれます。
例えばIT企業でエクセル使えてもそんなに特別感はないですが、飲食店でエクセル使えると周りにパソコンに詳しい人が少ないので重宝されます。
あと他には、価値を掛け合わせるって発想も有効かと思います。
例えば手に職をつけるというので代表的なものの1つに看護師があると思います。
でも看護師で世界1になるって難しいですよね。めっちゃ勉強しないといけない。
でも、「医療制度に特に詳しい看護師」とか「病児保育に詳しい看護師」みたいに何か他の価値が組み合わさると、自分の価値が上がります。
ここでポイントなのが、「医療制度に特に詳しい看護師」ってのが法律家より医療制度に詳しくなくてもいいし、看護スキルが病院1でなくてもいい。
周りよりちょっと医療制度に詳しくて、看護師の資格もあるっている「ちょっと」の掛け合わせでいいわけです。
4. まとめ
そんな感じで、才能に頼らない生き方に慣れておくといざというときにいろいろ便利です。
そしてそういう「才能以外のスキル」ってのが今は活かしやすい世の中なのかなと思います。