「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」を観た【レビュー】

今さらですが、「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」をDVDで観ました。
「嘆きの丘の聖なる星」と書いて「ミロスのせいなるほし」と読みます。

レビューにはネタバレも含みますのでご了承ください。


ハガレンのアニメ


鋼の錬金術師(以下、ハガレン)のアニメ作品は主に4つあります。

・鋼の錬金術師アニメ1期
・鋼の錬金術師アニメ2期
・映画「シャンバラを征く者」
・映画「嘆きの丘の聖なる星」

アニメ1期と2期は別物の話でストーリーにつながりはありません。
「嘆きの丘の聖なる星」はアニメ2期に関連した話になります。


嘆きの丘の聖なる星


1期の映画である「シャンバラを征く者」はアニメの続きであり物語を締めくくる位置づけの作品です。

対し2期の映画である「嘆きの丘の聖なる星」はアニメと話が続いているわけではありません。

「嘆きの丘の聖なる星」はアニメ映画でよくある、物語の道中で起こった本編とは直接関係ない出来事の話です。


感想


「嘆きの丘の聖なる星」を観た感想としては、

・作画が他の作品と異なるなあ
・空飛んでるなあ
・ちょっと中だるみかな?
・万人向けには◎

といった感じです。


作画が他の作品と異なるなあ


他のハガレンのアニメを観ていただくと分かるのですが、
「嘆きの丘の聖なる星」は特に作画が異なる感じ。ジブリに寄った感じ。

嫌いというわけではないのですが、違和感ですね。

絵自体はきれいだしなめらかなので映像作品としては楽しめるのですが、元のアニメの作画を受け入れている人には違和感がでると思います。


空飛んでるなあ


ハガレンって、「錬金術は便利だけれど、空を飛んだりなんでもありってわけではない」っていう作者のこだわりがあると聞いたことがあります。

「嘆きの丘の聖なる星」って敵がハングライダーみたいなの使って空飛んでるんですよね。

錬金術で空飛んでいるわけじゃないんで厳密には方針は変わってないんですけど、
ハガレンの世界観で空を飛んでいる敵ってなんか違和感を感じた今日この頃です。


ちょっと中だるみかな?


登場人物達がピンチになったり助けあったり、味方と思ったら敵だったりと丁寧にいろんな展開があります。

でもなんだろう、
ちょっと中だるみする感があるんですよねえ。
中盤から後半にかけて若干、惰性で観ている感じになってしまう。


万人向けには◎


ハガレンは特にアニメ1期とそれに続く「シャンバラを征く者」はけっこうダークな要素が強くて鬱展開も多いんですよね。

その点、アニメ2期に準じた「嘆きの丘の聖なる星」はずいぶんと万人が観やすい印象。

作画は先述の通り異なりますが、絵自体はきれいですし、
家族でわいわい観るなら1期と「シャンバラを征く者」よりは向いているかもしれません。


まとめ


「嘆きの丘の聖なる星」もこれはこれで好きなのですが、
じゃあ「シャンバラを征く者」と「嘆きの丘の聖なる星」どっち?という話しになれば個人的には「シャンバラを征く者」がおもしろかったなあという印象。

ただこれは作品として「嘆きの丘の聖なる星」が劣っているかと言えばそうとも言えない。

アニメの流れや伏線を充分に活かして作られた「シャンバラを征く者」と、映画の中だけでストーリーを始まりから終わりまで作らないといけない「嘆きの丘の聖なる星」ではそもそもシャンバラにアドバンテージがあるわけです。

なのでまあ、「みんな違ってみんないい」というオチで。






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