1. 烈火の炎を初めて見るなら
少年バトル漫画の傑作の1つであり、いまなお評価が高い漫画「烈火の炎」
すでに完結している作品ですが、今から読んでみてももおもしろい作品。
烈火の炎は漫画とアニメの両方がありますが、漫画を読むのがおすすめです。
特に、烈火の炎は最終話でのまとめ方がきれいに整っている作品です。
その伏線回収を楽しむには、漫画を通して読むことが必要です。
2. 烈火の炎とは?
「烈火の炎」は、
自分の手から炎を出せる不思議な力を持つ高校生、花菱烈火(はなびしれっか)と、
戦国時代に滅んだ忍者一族「火影忍軍(ほかげにんぐん)」が残した武器、「魔道具(まどうぐ)」をめぐるお話。
魔道具は水の力や風の力など特定の力が使える不思議な武器。
要するに、
烈火の炎は能力系のバトル漫画のジャンルになります。
さらに言うと、
烈火の炎は王道の能力系バトル漫画で、展開や構成は同ジャンルの漫画の中ではやや被る部分もありますが、そのぶんスタンダードな展開は誰もが今読んでみても充分楽しめる内容だと思います。
3. 烈火の炎のコンテンツ
先述の通り、烈火の炎は主に漫画とアニメ2つのコンテンツがあります。
烈火の炎は漫画が原作となります。
漫画は全部で33巻。
アニメは基本的に原作に忠実な構成になっています。
武器の色・デザインなどが一部異なることもありますが。
しかしながら、アニメは原作の前半のみを扱っているだけで、本当の意味では完結しません。
原作の切りの良いところまでを扱った感じです。
漫画の中には、アニメ話数が少ない場合、原作とは違った展開でアニメのほうも独立した作品として描くパターンもありますが、烈火の炎はそうではありません。
烈火の炎において、アニメはあくまで原作の一部を映像化したものであり、アニメだけでは烈火の炎の魅力を感じるには不充分です。
4. まとめ
以上のように、
烈火の炎は王道のバドル漫画であり、最終話できれいにそれまでの話がまとめられる作品です。
烈火の炎を楽しむにはやはり原作を時系列に沿って読んでいくのが一番で、そう考えるとアニメより漫画を先に読むことをおすすめします。
アニメは見たかったら見ればいいかなあという感じ。
ちなみに、
烈火の炎は巻数が進むにつれて(作者の絵が上達して)けっこう作画が変わります。
で、やはり後半の巻数のほうが絵も完成度高い。
アニメは前半の作画を基本に作られているので、そういう意味でも原作である漫画の方が楽しめるのかなあと思います。