つよく、やさしく、美しく
「つよく、やさしく、美しく」というキャッチフレーズと共に夢をテーマに描いた通産12作目のプリキュアシリーズ「Go!プリンセスプリキュア」
「夢」を前向きに捉えながらも簡単な綺麗事だけでは描いていないしっかりしたストーリー構成。
大人の鑑賞にも耐えうるプリキュアとしても評価が高いです。
今日は「Go!プリンセスプリキュア」の名言です。
「Go!プリンセスプリキュア」名言集
きらら「受かった。オーディション、受かった。
なんか、はるはるに言いたくなっちゃんたんだよね。
ん、どうしたの?応援してくれるんでしょ?だったら、一緒に喜んでよ」はるか「おめでとう~!すっごくかわいかったもん!幸せ満開だよ」
きらら「ありがとう。プリキュアさ、これからも手伝っていいよ」
はるはる「ほんと!?でもお仕事が・・・」
きらら「私の100%を、200%にすればいいだけだよ。はるはるとなら簡単に120%いけたんだし、楽勝だって。
そんなわけでよろしく、はるはる、みなみん」「Go!プリンセスプリキュア 第5話」より引用
序盤の名シーンかと。
これまでどちらかと言うと一人で夢を追っていたきらら。
モデルになるために忙しいからプリキュアにはなれない。
そう言ったきららに対しはるかはそれを受け止め尊重し、純粋にきららを応援します。
そんなはるかにオーディションに受かったことを言いたくなるきらら。
そして、誰かといることでもっと力が出ることに気づきます。
3人の互いの呼び方が変わり、距離が縮まったシーンでもあります。
ありがとう。あなたが夢みてくれたから、私いま、こんなにも幸せだよ
「Go!プリンセスプリキュア 第39話」より引用
神回と評される第39話にて。
幼い頃の自分が夢を持ってくれたから、今の自分がある。そう気づいたはるか。
クローズ「夢を取り戻したってのか!だが夢はまたお前を追い詰めるぞ」
フローラ「それでもいい!自分で決めた夢だもん。痛いのも、苦しいのも、全部受け止めて、私はプリンセスになる!」
「Go!プリンセスプリキュア 第39話」より引用
シャット「なんのつもりだ?トワイライト」
スカーレット「トワイライトは、孤独で、人のことなど考えない人間でしたわ。気高く、尊く、麗しく。ただそれだけでよいと。
でも今の私は違います。温かくて、大切なものを、たくさんいただきましたから」シャット「温かくて、大切なもの?」
スカーレット「それを守るために、強く、優しくある姿。それが美しさだと、今はそう思っています。
変わりましょう、シャット。私と一緒に」「Go!プリンセスプリキュア 第46話」より引用
孤独感から自我を失い暴走したシャット。
そんなシャットに手を差し伸べたスカーレットのシーン。
シャットに過去の自分を重ねてもいますね。
フローラ「そう、絶望は、消せない。絶望は、どこにでもある。今までずっと、つらいことはたくさんあった。でも、それをなかったことになんてできない。うんうん、なくしたくない」
クローズ「何を言っている!」
フローラ「楽しいこととつらいことは背中合わせ。でも、だから今の私がいる」
クローズ「ふざけるな!」
フローラ「夢も、絶望も、その両方が、私を育ててくれた」
クローズ「だまれ」
フローラ「嬉しいこと、悲しいこと、全部ひっくるめて、夢ってことなのかな」
クローズ「だまれー!」
フローラ「絶望は消えない」
クローズ「そうだ。これからも現れ続けるぜ」
フローラ「乗り越えていくよ。時々、負けちゃうことだってあるけど、何度でも前を向ける。だって、私達には」
クローズ「夢があるから?」
フローラ「夢だって、消せないよ。絶望がある限り、夢だって、輝き続ける。いつまでも」
クローズ「強く優しく美しく、か・・・
はあ、やめだ、お前の相手は。これ以上やってらんねえぜ。消えてやるよ。今はな。あばよ」フローラ「クローズ・・・」
クローズ「またな・・・」
フローラ「ごきげんよう」
「Go!プリンセスプリキュア 第50話」より引用
ディスピアの力をもったクローズ。
最後の敵と和解する結末も印象的だったプリンセスプリキュア。
最後のフローラとクローズのやりとり。
今までの決め台詞「ごきげんよう」。
最終話の敵を倒さず終わる局面だからこそ「ごきげんよう」が活きています。
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