名作「Go!プリンセスプリキュア」
「つよく、やさしく、美しく」というキャッチフレーズと共に夢をテーマに描いた通産12作目のプリキュアシリーズ「Go!プリンセスプリキュア」
「夢」を前向きに捉えながらも簡単な綺麗事だけでは描いていないしっかりしたストーリー構成。
「大人の鑑賞にも耐えうるプリキュア」、「歴代最高傑作のプリキュア」という声も上がる名作。
作画やストーリー構成などにおいてどの話数も「はずれがない」と言われるクオリティーを保った点も有名。
第1話時点でも、すでにその名作具合はわかります。
今日は第1話の魅力的な演出を解説。
第1話の名作的な演出を解説
プリンセスプリキュアはそれまでの作品と比べると
髪にグラデーションがある
お姫様を思わせる華やかでボリュームのある衣装
が特徴的です。
そんなプリンセスプリキュアは、
変身バンク(変身シーン)のクオリティが高い。
他のプリキュアシリーズと比べても変身中の動きや展開がテンポよく、
また話数が進んで複数人が同時に変身する際の映像の掛け合わせも巧みです。
さらに第1話時点で個人的に「この作品はすごいなあ」と思った変身バンクが上記画像。
キュアフローラが両手を挙げて上を見上げるようにすると、まるでバックにある花のようなデザインになる。
子供向けアニメなのにこのデザイン性の高さと芸の細かさ。
プリキュアシリーズにおける新しい試みとして、
プリンセスプリキュアではレース模様を度々使用します。
これが各シーンの静止画の華やかさを出しています。
さらに、プリンセスプリキュアでは敵を攻撃したときに花弁が舞います。
ちなみに後に登場するキュアマーメイドは水、キュアトゥインクルは星が舞います。
血などの表現は避けて子供向けに合わせつつ、
花や水や星が舞うことで攻撃がしっかりされている印象と華やかさを演出しています。
まとめ
第1話の時点ですでに登場している、はるかの友達である「ゆいちゃん」や敵である「クローズ」。
「ゆいちゃん」や「クローズ」も最終回まで見せ場を持ちながら登場するキャラクター。
各キャラをしっかり掘り下げて丁寧に扱っている点もプリンセスプリキュアの魅力です。
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