アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
よく苦しんでいるメルビル
ゾイドワイルドゼロにおいて第2章とも言えるオメガレックス戦。
その中での重要人物であるハンナ・メルビル。
物語序盤では全く登場していなかったぶん、
オメガレックス戦前後でのメルビルは非常に存在感があります。
オメガレックスVSジェノスピノの戦闘や、
前皇帝と側室の娘という生い立ち。
非常に引き出しの多い人物ですが、
それにしても耐Bスーツ関連で苦しむことが多いですね。
メルビルの苦労人なところまとめ
メルビルのポンコツ感
捕まえたサリーを逃したり、
ギレルの逃亡を見逃したりと
何かと初期はポンコツ感が漂うメルビル。
ただ、ランド博士の助手としてデスクワークやゾイドの操縦(博士の護衛や直接の戦闘)、軍人としての肉弾戦などなんでもこなして優秀ですよね。
しかもメルビルは士官学校を出たばかりでこの働きなので。
オメガレックス搭乗
そしてオメガレックスへの搭乗。
視聴者的には悲壮感というか心配でしかありませんよね。
アルドリッジですら負担が相当だったジェノスピノ。
そのジェノスピノよりさらに扱いが難しそうなオメガレックス。
武装が少なかったとはいえ、スナイプテラでビーストライガーに敗北しているメルビル。
オメガレックスがメルビルにとって負担が大きい機体であることは明白ですね。
メルビルの耐Bスーツとオメガレックスが接続されます。
耐Bスーツの接続がなんとも言えない恐怖感を演出しているなあと思います。
オメガレックス初陣
そしてオメガレックス初戦。
ランド博士により外部の操作でマシンブラストします。
苦しむメルビル。
メルビルの体に負担をかけながら、荷電粒子砲発射体勢をとるオメガレックス。
苦しみながらも、メルビルは被害を最小限に抑えるために荷電粒子砲の軌道を微妙にずらします。
ジェノスピノ戦
そしてさらなる激戦が予想されたジェノスピノ戦。
やっぱりオメガレックスのマシンブラスを止めることができず。
真帝国の侵入
そして今度は後続の血筋を持つ者として政治利用されるメルビル。
明らかに何か良からぬパーツを背部に付けられています。
背部のパーツは耐Bスーツ拘束ユニット。
これによりシーガルに自由を奪われるメルビル。
フィオナを助けるも、自身は依然としてシーガルに利用されることとなります。
おわりに
ほんと苦労人なメルビル。
耐Bスーツ関連の肉体的負担だけでなく、
圧倒的威力の荷電粒子砲を打つことの恐怖や、
育ての親であり慕っていたランド博士からの心ない発言など
精神的にもかなりダメージを受けていそうですね。
最終的にはメルビルもハッピーエンドになってほしい限りです。