「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第43話「邪悪な走行!EVO(エボリューション)が変わる時」
アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP」の第43話「邪悪な走行!EVO(エボリューション)が変わる時」。
ファイナルステージに向けたビクトリーズの強化イベントのうち、Jの強化回になります。
また、無印編でカリスマ性のあったレイの再登場がファンには嬉しい第43話。
レイが再登場する話のレースの相手が、カイが所属するサバンナソルジャーズであることもにくい演出かと思います。
各シーンの解説
Jとレイの再会
ドルフィンシステムが、
マシンの空力特性を受動的に制御しているのに対し、このシャークシステムは、
マシンの周りに理想的な空気の鎧を作り出すんだ。無理強いはしない。
使う使わないは、お前が決めればいいことだ。アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第四十三話「邪悪な走行!EVOが変わる時」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
WGP編になって全く姿を現さなかったレイの再登場に対する驚くだけでなく、夜のバラ園の雰囲気が非常に印象的な第43話の前半。
このJとレイのバラ園のシーンにレッツ&ゴーというアニメのおもろさが詰まっているなぁと思います。
なぜバラの花束を持って木の上にいるんだとか、
すぐ花束捨てるならなんで持ってたんだとか、
レイの庭が広すぎるとか、
そういう明らかにツッコミどころが多いのに、
そのツッコミが野暮に感じるくらいレイの雰囲気がカッコイイ。
レッツ&ゴーというアニメは設定がめちゃくちゃでツッコミどこも多いですが、演出・構成が巧みで、ツッコミどころが気にならないくらい人を惹きつけます。
頼もしい藤吉
新マシンであるスピンバイパーの力もあって、いつもよりも頼もしい印象の藤吉。
協調性の高さという点では普段はJがある意味で目立つものの、
藤吉もビクトリーズの中では比してチームランニングや作戦を重んじるスタンスです。
烈が不在の中では、マシン特性と本人の性格もありチームのスタートを引っ張る頼もしい存在となっています。
シャークシステムを使うJ
豪の名言
J!
てめぇ、なんてことすんだ!
いくら勝つためだって、
マシンにそんな改造する奴があるか!
(中略)
わかってねぇ!
そんなふうにして勝ったって、誰も喜ばねぇぞ!
烈兄貴だってそんな真似までして勝ってほしいなんて思ってねぇよ!
(中略)
やってみなくちゃわかんねぇだろ!
(中略)
構うもんか。
汚ねぇ真似して勝つくらいなら、マシンが壊れちまったほうがいい!それじゃあリモコンで空気砲ぶっ放してた頃と一緒じゃねぇか!
そんなJは、Jじゃねぇ!絶対止めて見せろ、ビートマグナム!!
アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第四十三話「邪悪な走行!EVOが変わる時」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
涙目でJとプロトセイバーを止めようとする豪。
WGP編終盤は豪の人の好さが出てることが多く特に好感が持てます。
以前サイクロンマグナムの加速のために空気砲を豪が採用しようとし、それが原因で喧嘩になり仲直りした2人。
そういった豪とJの関係性を踏まえて見るとまた感動的なシーンです。
これによりJは自らマシンを止めます。
レイの名言と鉄心先生との会話
ハイパードルフィンシステム
カイの名言
どうして謝るんですか?
僕達はただ勝つためにレースをしたんじゃない。
レーサーとしての誇りを持ち続けるために、レースをしているんです。
僕達は完全なる勝利を、手に入れたじゃないですか。アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第四十三話「邪悪な走行!EVOが変わる時」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
総合成績からファイナルステージ出場を逃し、最終戦も敗退したサバンナソルジャーズ。
しかしカイの言う通り、全力を出し正々堂々と最後まで戦ったことは非常に意味のあることだと思います。
カイがコーチに就任し、サバンナソルジャーズの戦績は上向き、決して恥じることのないレースを繰り広げました。
特にジュリアナはビクトリーズ初戦の頃は勝利に執着した偏った考えで、その頃から見れば精神的に成長しています。
前後のあらすじ
補足記事