会社や仕事で思い悩まないための考え方というか、処世術です。
1. 「こういう人やことがあるんだ、へえ~」
会社を「自分はサファリパークに来ているんだ」と思うくらいにしとくと何かと楽だし楽しいです。
パワハラまがいの言動をする上司も、
効率の悪い業務のシステムも、
筋のないクレームをする顧客も、
「こういう人やことがあるんだ、へえ~」くらいに思うと新鮮です。
ちょうどサファリパークに行って「こういう動物がいるんだ、へえ~」と一緒です。
2. たかだか仕事、なんだよね。
仕事というのは人生において大きな要素の1つではありますが、「仕事=人生」ではありません。
「たかが仕事」という気楽なスタンスを忘れない方がいいと思います。
仕事で怒られたから自分自身がダメだとか、
上司に言われたことが必ず正しいとか、
そういう仕事中心の人生観を持つとけっこう疲れると思います。
会社というのはいろんな会社があります。
会社には良くも悪くもいろんな人がいます。
上司が「常識だ」と言っていることも一歩会社の外に出ると全然違ったり。
1つの会社でわかることや言われることは世の中のほんの一部にすぎない。
だから、「たかが仕事」「所詮、この会社内で言われていること」くらいの気分でいた方が精神的に健康に過ごせます。
3. 会社はサファリパーク
会社で見聞きするものを真に受け過ぎると自分が消耗します。
1つの会社でわかることや言われることは世の中のほんの一部にすぎないからです。
会社の言うこともすることも、絶対唯一の真実ではないからです。
世の中にはいろんな道があるのです。
サファリパークに行った気分
会社に行くことは、サファリパークに行くことと捉えると楽です。
サファリパークはいろんな動物がいますね。
「こんな動物がいるんだ、へえ~」「これが○○の実物か、へえ~」といった感じ。
会社も似ています。
「こんな考え方をする人がいるんだ、へえ~」「本当にこんな考えが固い上司がいるんだ、へえ~」といった感じ。
自分がしないような言動、自分が思い付かないようなこと、自分が選ばないような選択をする人を見ているとおもしろいです。
そういう、物珍しがれる程度でいいんだと思います。
動物園ではないんだよね。
「会社はサファリパークと一緒」と思うのは、ちょっと回りを見下してるなと思うかもしれません。
でも、別に会社を見下しているわけではないんですよね。この考え方。
会社は動物園とは言っていないのがポイントです。
動物園は檻に入った動物を見ますね。
でもサファリパークは広い敷地のある自然を、檻のようなバスに乗って見に行きますね。
人間は「こんな動物がいるんだ、へえ~」でしょうが、
動物も「なんだあの生き物、へえ~」という感じでしょう。
人間も動物も、お互いを物珍しく見ているわけです。
会社も一緒です。
自分が「こんなことがあるんだ、へえ~」と思っている一方で、
会社に染まりきっている人達からみれば「○○さんは変わってるなあ、へえ~」と思う。
互いが互いをおもしろがればいいんだと思います。
4. まとめ
不景気な世の中です。
別に1つの会社が人の人生を一生面倒みてくれる時代じゃありません。
「たかが仕事」くらいの気楽な気持ちでやらないと、その人自身がきつくなってしまうでしょう。
会社はサファリパークのようなものです。
「こんなことがあるんだ、へえ~」といった物珍しさを楽しむくらいのスタンスでちょうどいいのではないかなあと思います。