アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
血塗(けちず)とは?
血塗(けちず)とは、「呪胎九相図」の3番に該当する特級呪物です。
真人が高専から奪い、人間に受肉させたことで復活するに至ります。
解説
呪胎九相図とは?
呪胎九相図とは、呪霊の子を孕む特異体質の女性が懐妊と堕胎を9回繰り返すことで生まれた特級呪物です。
もともと「九相図」とは仏教絵画であり、屋外の死体が朽ちていく経過を9段階の絵に表したものを指します。
呪術廻戦における呪胎九相図とは、この九相図が元ネタとなっています。
呪胎九相図をはじめ特級呪物は、自身の生命を止め、周囲に害を与えないという縛りに下、破壊されずにとどまることができます。
そのため呪胎九相図はそれ自体を直接破壊することができません。
また人間が食べることで、その人間の体をのっとり復活ができます。
呪胎九相図における血塗
呪胎九相図の3番である血塗は、真人が無理や人間に受肉させることで復活します。
九相図においてこの9の段階はそれぞれ名前があり、3番目が「血塗相(けちずそう)」とされています。
呪術廻戦において血塗相ではなく血塗と呼称されるのは、おそらく語感からでしょう。
九相図の1番「脹相(ちょうそう)」は、死体からガスが生じ体が膨らむ様子を表します。
2番の「壊相(えそう)」は死体の腐乱が進み皮膚が破れはじめる様子を表します。
そして3番「血塗相」では、死体の腐敗がさらに進み、脂肪・血液・体液が体外に滲みだす様子が描かれます。
呪術廻戦の呪胎九相図における血塗も、体液が流れるグロテスクなデザインとなっています。
補足記事
参考資料