九十九由基の思想「呪力からの脱却」|呪術廻戦 第47話「渋谷事変 閉門」

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九十九由基の思想

 人類のネクストステージ、それは、呪力からの脱却だよ。

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第47話 渋谷事変 閉門(ABEMA)より引用

 アニメ2期、渋谷事変の最終回である第47話「渋谷事変 閉門」。
 術師達を助ける時間稼ぎのため、九十九は偽夏油とこれからの世界について問答します。

 呪霊のいない世界を作るために、(呪霊は生物の呪力から発生するので)人類の呪力を取り除くことを目標とする九十九。

 「懐玉・玉折」編にあたる12年前と方針が変化しており、研究が少なからず前進している様子がうかがえます。



解説

原因療法としての「呪霊のいない世界」

呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用

 呪霊を祓う今の呪術師の働きを「対処療法」とし、そもそも「呪霊のいない世界」を作る「原因療法」に力を注いでいた九十九由基。

 「呪霊のいない世界」を作るには、人類の呪力をなくす方法と、人類が(みんな呪術師のように)呪力をコントロールできる方法の2種類があると九十九は考えます。

 「懐玉・玉折」編にあたる12年前は、伏黒甚爾のような呪力ゼロの人間はサンプルが少ないため「人類の呪力をなくす」方法に困難さを感じていた九十九。


現在の九十九の思想

九十九「海外では日本に比べて、呪術師や呪霊の発生が極端に少ない。

 最適化プランには、天元の結界が必要不可欠なはずだ。
 天元を利用するということは、呪力が最適化され、術師となるのはこの国の人間限定。
 呪力というエネルギーを、ほぼ日本が独占することになる」

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第47話 渋谷事変 閉門(ABEMA)より引用

 「全人類が呪力をコントロールできる世界」は、実質的に「日本だけ呪力を好き勝手に扱える世界」であることに気づいた九十九。

 世界の均衡が崩れることが予想され、「全人類が呪力をコントロールできる世界」は諦めざるを得ない状況となります。

 九十九は再び、「人類の呪力をなくす」方向で呪霊のいない世界を目指します。



本編の解説

 アニメ「呪術廻戦」に関するページです。  ネタバレも含みますのでご了承ください。 第47話「渋谷事変 閉門」 ...



参考資料

 
 

 
 

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