アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
偽夏油の思想
九十九「人類のネクストステージ。
それは、呪力からの脱却だよ」偽夏油「違う。呪力の最適化だ」
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第47話 渋谷事変 閉門(ABEMA)より引用
前話の「これからの世界の話」の答えとも言える、偽夏油の考える「呪力の最適化」。
偽夏油は人類の呪力を最適化し、新たな進化を促したい探求心を持っていることがわかります。
解説
偽夏油の目的
そもそも目的が違うんだ。
私は呪霊のいない世界も、牧歌的な平和も望んじゃいない。非術師・術師・呪霊、これらは全て、可能性なんだ。
人間という、呪力の形のね。だが、まだまだこんなものではないはずだ。
人間の可能性は……呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第47話 渋谷事変 閉門(ABEMA)より引用
「人間の呪力の在り方を根本的に変えたい」という点では共通している偽夏油と九十九。
しかし「呪霊のいない(平和な)世界」を目指す九十九に対し、偽夏油の目的はある意味でサイコパスな好奇心であると言えます。
呪力を最適化し、人間や世界を進化させてみたいと考える偽夏油。
そこには人々の幸せや世界の平和といった概念はなく、単なる「可能性の追求」となっています。
人類を巻き込む実験を計画する偽夏油
だがそれではダメなんだ……
私から生まれるものは、私の可能性の域を出ない。
答えはいつだって、混沌の中で黒く輝いているものだ。わかるかい?
私が作るべきは、私の手から離れた混沌だったのだ。
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第47話 渋谷事変 閉門(ABEMA)より引用
(セリフの中で脹相のカットが入ったことから)呪力の新たな可能性を探るために、呪胎九相図など様々なサイコパスな取り組みを行っていたと思しき偽夏油。
しかしそれでは偽夏油の探求心は満たされなかった様子。
探求の末、偽夏油は人類を巻き込んだ進化を計画するに至ります。
本編の解説
参考資料