アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
偽夏油の無為転変
聞いてるかい? 宿儺。
始まるよ。
再び、呪術全盛、平安の世が。呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第47話 渋谷事変 閉門(ABEMA)より引用
アニメ第47話「渋谷事変 閉門」にて、真人から抽出した術式「無為転変」を発動した偽夏油。
(真人の呪力ではなく)自身の呪力で無為転変を行うことができた偽夏油は、これにて1000人の人間を一気に術師にすることに成功します。
解説
偽夏油が真人から術式を抽出した理由
視聴者目線だと、わざわざ真人をうずまきで消費したのが「もったいない」印象を受ける偽夏油。
偽夏油は自分の呪力で無為転変を行いたかったので、真人をうずまきで消費して術式を抽出したと考えられます。
1000人の人間に同時に遠隔で無為転変を行えたのは、偽夏油が自身の呪力で1000人にマーキングをしていたためです。
これにより偽夏油は1000人の術師と(呪霊操術で取り込んでおいた)1000万の呪霊を放った状態を作り、東京および日本を混乱に陥れます。
もし真人を操って1人ずつ直接会って無為転変をしたのであれば、このような状況は作れなかったでしょう。
偽夏油の目的
呪力を活かし人類を進化させたい偽夏油。
そのため偽夏油は自分の呪力でマーキングした2種類の人間、合計1000人に無為転変を施します。
1つは吉野順平のように「術式を所持しているが脳のデザインが非術師の者」。
これは1期で描かれたのでわかりやすいでしょう。(というか、1期で順平は真人から無為転変を施されていたのですね)
もう1つは、虎杖悠仁のように「呪物を取り込ませた者」。
こちらは若干わかりにくいなと個人的には思います。
偽夏油は呪物を封印した状態で多数の人間にそれを取り込ませています。
通常は封印を解けば(虎杖と違って)肉体が耐えられないでしょう。
しかし無為転変により器としての強度を手に入れます。
このタイミングで呪物の封印を解いた偽夏油。
「呪物を取り込ませた者」が呪物に対して虎杖のように自我を保てるのか、あるいは脹相のように呪物側が肉体の主導権を握るのかはこの時点ではわかりませんが、いずれにせよ強制的に呪力を持った人間が誕生することになります。
伏黒の姉である津美紀も、偽夏油にマーキングされた人間の1人であったことがわかる第47話。
本編の解説
参考資料