アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
虎杖VS脹相(トイレ内)
理解した、俺の役割。
伏黒が、釘崎が、ナナミンが、先輩達もみんな、
ここを通って五条先生のところへ行けるよう、
死んでもこいつを戦闘不能にする。五条先生を助けるのは、俺じゃなくていい。
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第37話 赫鱗(ABEMA)より引用
虎杖VS脹相の後半戦と言えるトイレ内の戦闘。
狭い空間での余儀なくされる近接戦闘、水浸しにより使えない赤血操術の技の数々。
虎杖が優勢な局面ですが術式による隠し技の多様さと冷静さで脹相が勝利します。
術式を持たない虎杖は小細工のないシンプルな格闘戦しかできないわけですが、にもかかわらず相手の小細工を警戒しなかった油断が敗因とも言えます。
解説
赤血操術の弱点
理屈は分からねぇ。
そんなん聞く余裕なかったからな。
だが、これだけは分かる。
俺の土俵に持ち込んだ!呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第37話 赫鱗(ABEMA)より引用
赤血操術で操作中の血液は(凝固作用をオフにしているため)水に溶けやすく、また水に溶けると赤血球が破れコントロール不可になる。要するに水が弱点の赤血操術。
これにより体内の血液を操作する赤鱗躍動で戦う脹相。
虎杖は排水溝の蓋を投げフェイントを入れながら戦います。
花御のときもそうでしたが、初手でフェイントを入れリズムを作るのは虎杖の得意な戦術の様子。
虎杖の肝臓を貫く血星磊
血の弾丸とも言える「血星磊(けっせいせき)」で虎杖の肝臓を貫く脹相。
圧縮した血液をぎりぎりまで隠し持ち、袖で死角を作った上で放つまさに脹相の戦略勝ちと言えます。
虎杖最後の一撃
壊相・血塗の戦闘と同じBGMで今度は虎杖が負けるというこだわった演出の最終局面。
傷を負って使えないと見せかけておいた左腕で虎杖は渾身の一撃を放ちますが、脇腹も硬化した血液で守っていた脹相。
脹相が応戦し虎杖は戦闘不能に。
双方とも強かったですが虎杖は油断することも度々あり、対して脹相は常に隙がなく、より冷静な方が勝った必然の結果と言えるのではと思います。
本編の解説
参考資料