アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
0.2秒間の領域展開
領域展開、無量空処!
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第33話 渋谷事変 開門(ABEMA)より引用
アニメ「呪術廻戦」第33話「渋谷事変 開門」にて、0.2秒だけ領域展開を行った五条。
その後に周囲が気絶している中、およそ5分弱で一千体の改造人間を倒します。
解説
死者が増え生者も増え続ける渋谷地下
真人が改造人間を電車で運んできたことで、一気に一般人の命が奪われていく渋谷地下。
同時に上階に居た人間も放たれ、収拾がつかなくなります。
五条悟の領域展開
真人「五条悟が虎杖悠仁とは違って、
冷酷さを持ち合わせていることは知っている。
ある程度の犠牲を前提として、
確実に俺らを祓いに来るだろうと……だが死者が増え生者も増え続けるこの状況では、
そのある程度の天秤はもう、機能しない」漏瑚「貴様が今すぐしなければならないのは、
無量空処でわしらと人間を皆殺しにし、
領域外の人間を救うこと。
だがそれはできんだろう。貴様の想定している犠牲は、
呪霊に殺される人間であって、
五条悟に殺される人間ではないからだ。
考えろ。迷え。集中するのだ」真人「マジか……」
五条「領域展開、無量空処!」
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第33話 渋谷事変 開門(ABEMA)より引用
真人ら強者が冷や汗を流す展開がたまらない領域展開シーン。
漏瑚らの予想を裏切り、五条はサイコパスかのごとく領域展開を行います。
漏瑚の「貴様の想定している犠牲は呪霊に殺される人間であって、五条悟に殺される人間ではないからだ」という表現が言い得て妙で、五条の倫理観を的確に表しています。
無量空処の特性
(一か八か0.2秒の領域展開。
0.2秒は五条悟が勘で設定した。
非術師が廃人にならず、後遺症も残らないであろう、無量空処の滞在時間。0.2秒の間に改造人間を含めた非術師の脳には、
時間にして約半年分の情報が流し込まれ、
全員が立ったまま気を失った。しかし、地下5階の生き残りは、
ふた月後に残らず社会復帰を果たす。
そのレベルの無量空処。特級呪霊は今この瞬間に目を覚ますかもしれない。
五条悟はカウンターを考慮し、標的は改造人間に絞った。)呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第33話 渋谷事変 開門(ABEMA)より引用
領域を展開する時間を限りなく短くするという作戦に出た五条。
五条の領域展開「無量空処」は、無限の情報を一瞬で相手に強制知覚させます。
人間は無意識で情報を取捨選択しており、大量の情報を一度に処理することは負担となります。
(例えば学校に転校した初日は何もかも違う環境で情報量が多くストレスを感じます。しかし慣れていくことで情報を取捨選択でき、負担を感じなくなっていきます)
たった0.2秒間に半年分の情報量を脳に叩きこまれた一般人達。
後遺症が残るほどではなかったものの、大量の情報に脳の処理が追い付かず立ったまま気絶します。
息を乱す五条
(現代最強の呪術師は、
地下5階に放たれた改造人間およそ一千体を、
領域解除後299秒で鏖殺。)呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第33話 渋谷事変 開門(ABEMA)より引用
ナレーションによると一般人達はこのふた月後に社会復帰。
つまり0.2秒の領域展開で与えられた脳の負荷は、およそ2か月引きずったことがわかります。(もちろん渋谷事変自体の精神的ショックも含まれての2か月でしょうが)
このあと夏油と五条のやりとりの最中に真人は目を覚まします。
0.2秒間展開された無量空処で、特級呪霊達はおよそ5分間戦闘不能になったことがわかります。
本編の解説
参考資料