実写ドラマ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
実写とアニメの「マジョ(久条)」
漫画を原作とし、アニメ化・ドラマ化と人気の「女子高生の無駄づかい」。
他のキャラクターと比べるとマジョの再現度は可もなく不可もなくっていった感じですね。
もっと再現度高いキャラもいますし、もっと微妙なキャラもいますし。
個人的には、
腕相撲をしながらロリを映画に誘うシーンは、アニメにはないシーンですがマジョらしくて好きなシーンです。
「マジョ」久条 翡翠(くじょう ひすい)とは?
オカルト好きでコミュ障のマジョ。
人と接することが苦手なだけでなく、そのストレスから体調を崩すくらいガチめな引きこもりです。
入学当初は不登校でしたが、双子の妹である琥珀のはからいでバカ達が友達になり、以後は体調の様子をみながらぼちぼち登校できています。
バカ・ヲタ・ロボのグループの4人目として行動を共にすることも多いです。
オカルトネタのボケがメインですが、バカ達の言動を心配する常識人枠としても活躍するけっこう作中では便利というか万能なキャラです。
ボケも振り切っておもしろいマジョですが、
ロリと不器用ながら関係を深めていく話は感動します。
「女子高生の無駄づかい」において感動的な話を担うことが多いのもマジョの特徴です。
実写とアニメの比較
ドラマでもアニメ同様、ロングヘアーで初登場。
バカ達に自分の髪で作ったミサンガをプレゼントするという展開も実写もアニメ同様。
以後、マジョの髪は短くなります。
主観ですが、
マジョのつり目な感じがアニメの雰囲気と似ていてビジュアルの再現度高いなあと思います。
喋り方も回を重ねるごとに寄せてきているというか似ているなあと。
これは構成の問題なのですが、
マジョをバカ達が受け入れるシーンは端折りすぎてもったいないなあと。
人と違う趣味を持っていて、コミュ障なマジョは自分を否定するのですが、そこでヲタが「全ての人に好かれるなんて無理」と、自分を理解してくれる人を大切にすればいい旨の言葉かけをします。
この、
「全ての人に好かれるなんて無理」と
「わかってくれる人を大切にすればいい」
という表現はアニメでは全部ロボが言うんですよね。
中学の頃に進学校で孤立し、バカやヲタ達と一緒の高校に行くことを決めたロボが言ってこそ、このマジョのシーンは深みが増すのかなあと思います。
おわりに
中二病で孤独を演じるヤマイ。
物静かで感情が表に出にくいロボ。
強がりのロリ。
「女子高生の無駄づかい」では人との接し方が不器用なキャラが比較的多いのですが、
一番一生懸命に人と接して自分を変えようとしているのはマジョなのかなあと思います。
そういう一生懸命さと不器用さが感動的で、
アニメ第6話のマジョのメイン回、漫画のマジョ・琥珀・ロリがシルバニアファミリー展に行く話はすごく感動します。
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