アニメ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
バカ(田中)とは?
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」(Abema TV)より引用
個性豊かな女子高生達の日常を描くギャグ漫画「女子高生の無駄づかい」。
そんな「女子高生の無駄づかい」の主人公であり斜め上をいく行動をとるバカ(田中)。
ただ、いい意味で空気を読まなかったり正直なのでそれが相手の救いになることもしばしば。
「女子高生の無駄づかい」に稀にある「いい話」は田中がきっかけであることも少ないんですよね。
バカ(田中)の「今からすごいこと言っていい?」
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」(Abema TV)より引用
「女子高生の無駄づかい」はおおむねバカ(田中)の「今からすごいこと言っていい?」で始まります(第1話と12話は終盤ですが)。
だいたいは「すごいこと」ではないのでヲタとロボに一蹴されますが、
バカの「すごいこと」はその回のストーリーに関係する言葉であったりします。
各話の「今からすごいこと言っていい?」一覧
第1話「すごい」
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うちらってさ、今がピークなんじゃない!?
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」(Abema TV)より引用
そのピークの時期を「無駄づかい」している日々が、これからアニメで描かれるというメタ的な発言。
第2話「まんが」
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諦めたらそこで試合終了じゃね?
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」(Abema TV)より引用
スラムダンクの安西先生のパクリですね。
バカは安西先生を知らないので、正確には「被った」ですが。
ほぼスルーするヲタとロボですが、
後にヲタはこの言葉を思い出して、夢である漫画家を目指し漫画を描きます。
第3話「わすれもの」
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人間はもっとムダ毛ボーボーになるべきなんだ!
「女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの」(Abema TV)より引用
ロリのおばあちゃんの体毛を指摘するバカ。
第4話「まじめ」
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奇跡っていうのは、待ってるだけじゃ起きないんだよ!
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」(Abema TV)より引用
バカに間違って「田中さん研究ノート」を貸してしまうまじめ。
雨で偶然ロボと二人きりになれるまじめ。
いろいろ真面目に生きることでいろいろ奇跡が起きた(?)まじめ。
第5話「りりぃ」
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何を言おうとしてたのか、忘れた。
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」(Abema TV)より引用
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(ポテチのニラギョウザ味は)期間限定なんだよ。
で、こっちのラー油しいたけ味と一緒に食べてるとすごくおいしくて。「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」(Abema TV)より引用
そのポテチを食べたヌルヌルの手のせいで、女子であるにも関わらずリリィに蕁麻疹が出て両生類認定されるバカ。
第6話「まじょ」
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はじめの一歩を踏み出すって、勇気いるよな
「女子高生の無駄づかい 第6話 まじょ」(Abema TV)より引用
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最初に納豆食った人類って勇気ありすぎじゃね?
「女子高生の無駄づかい 第6話 まじょ」(Abema TV)より引用
学校に行けず、友達は欲しいと思うものの傷つくことが怖かった「まじょ」。
そんなまじょのはじめの一歩である第6話。
第7話「やまい」
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気づいちゃったんだよね。
地球上で最初にパンツを履いた人間はさ、
なんでパンツを履こうと思ったんだと思う?隣にいる奴を見てさ、
あるとき気づいたんだよ。あれ、こいつ、
よく見たら丸出しじゃねえか?
まずくね?って。「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」(Abema TV)より引用
ボカロPの曲への感想が声(平常よりかなり高め)が漏れるヲタを遠回しに指摘するバカ。
今までである意味一番まともな(?)忠告ですね。
中二病全開のやまいにも当てはまる今回の「すごいこと言っていい?」
第8話「みずぎかい」
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」(Abema TV)より引用
今まではバカの「すごいこと」がキーワードになるスタイルでしたが、
第8話はまさかの1話丸々バカの妄想話。
怖い話を作るバカ。
第3話で自分のバストを自虐したことを踏まえて伏線回収といったところでしょうか。
第9話「おしゃれ」
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(ズボンの丈は)0分丈だってあっていいよな!?
「女子高生の無駄づかい 第9話 おしゃれ」(Abema TV)より引用
ロリ達のおしゃれに関する回に伴いバカの「すごいこと」もおしゃれにまつわることのようで。
「女子高生の無駄づかい 第9話 おしゃれ」(Abema TV)より引用
個人的にはバカの私服が「そんなバナナ」になってるのが細かいなぁとww
「そんなバナナ」は漫画「おぼっちゃまくん」が言う言葉で、「そんな馬鹿な!?」の言葉を変えたギャグですね。
服の絵ですら「馬鹿」つながりなバカがおもしろいw
第10話「ろぼ」
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あのさ、うちら、友達だよな?
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」(Abema TV)より引用
めずらしく前置きがあるバカ。
ちなみに第10話はロボがバカやヲタ達と一緒にいるその理由に触れたり、
ヲタとバカ、ロボとバカが喧嘩したりと何かと「友達」に関わるストーリーですね。
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それじゃあ、今からすごいこと言ってもいいよな?
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」(Abema TV)より引用
このあとひとしきりもったいぶりますw
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なに食べたらそんなに太れんだよヲタ!!
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」(Abema TV)より引用
第7話の「心のパンツ」同様、ヲタのことを指摘した今回の「すごいこと」。
第11話「ゆめ」
「女子高生の無駄づかい 第11話 ゆめ」(Abema TV)より引用
「女子高生の無駄づかい 第11話 ゆめ」(Abema TV)より引用
ヲタの遮りもあって、意味のない単語の羅列。
しかしロボいわく、頭文字をとると「クリスマぺ」と、あと1文字おしい「すごいこと言っていい?」
第12話「なかま」
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パンはパンでも、
食べられないパンはパンツだろ?女子高生は女子高生でも・・・
「女子高生の無駄づかい 第12話 なかま」(Abema TV)より引用
いつものように結局遮られるバカ。
「女子高生の無駄づかい 第12話 なかま」(Abema TV)より引用
けれど最後はヲタとロボに聞いてもらえた様子。
よかったねバカ。
おわりに
「女子高生の無駄づかい 第12話 なかま」(Abema TV)より引用
第1話時点では視聴者から「うざい」として嫌われている雰囲気もあったバカですが、
全話を通して見ると、
やっぱりバカの純粋なところが素敵というか魅力的ですよね。
ヲタやロボ、周囲の人々がなんだかんだ言ってバカに集まる理由がわかります。
「女子高生の無駄づかい」、特にバカを見ていると、大人になったら忘れがちな何かを思い出させてくれる気がしますよね。
ほんとバカっていい子。
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