アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第40話「フラスコの中の小人」
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の第40話「フラスコの中の小人」。
サブタイトルは「フラスコの中の小人」と書いて「ホムンクルス」と読ませます。
ホーエンハイムの過去が描かれる重要な回ですが、加えてマスタングとリザの阿吽の呼吸のやりとりが印象深い回でもあります。
全体のあらすじ
ブラッドレイの命令で中央司令部へ召喚されたオリヴィエ。突破口を開くため、彼女はあえてブラッドレイの懐へ飛び込み、軍上層部に籍を置く。一方、中央司令部の食堂でホークアイと再会を果たしたロイは、彼女から伝えられた暗号から、大総統の息子、セリムの正体を知る。その頃、中央司令部地下では、お父様が在りし日の過去を夢見ていた。かつて隆盛を極めていた頃の王国・クセルクセス。そこで、“23号”と呼ばれる奴隷少年の血から生まれた彼は、礼としてその少年に名前を与える。その名は「ヴァン・ホーエンハイム」-。
各シーンの解説
オリヴィエとマスタング
マスタング「では、ぜひ一度食事でも」
オリヴィエ「奢りか?
貴様が破産するまで食べていいなら行ってやるぞ」マスタング「食事は、諦めます」
オリヴィエ「なんだ、肝と財布の小さい男だな」
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode40」(Abema TV)より引用
レイヴン中将の件でセントラルに呼び出されたオリヴィエ。
ブラッドレイやホムンクルスの暗躍が見て取れます。
マスタングも似たようなものですが、部下(リザ)を人質に取られているマスタングに対し、ブリッグズに自分がいなくても大丈夫と腹をくくっているオリヴィエは本人の言葉通り肝が違うのでしょう。
ブラッドレイとオリヴィエ
気に入ったぞ。
したたかに足掻けよ、人間。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode40」(Abema TV)より引用
状況からの判断とはいえ、包み隠さずブラッドレイと話すオリヴィエ。
マスタングとリザの暗号
ホーエンハイムの過去
ホーエンハイムに助けられるイズミ
鉄道内で偶然出会ったイズミ達とホーエンハイム。
道中で吐血したイズミに対し、ホーエンハイムは自身の手を突き刺し体内を調整します。
失った臓器は戻していませんが、この調整によりイズミの体調が改善されます。
アニメオリジナルの1期ではこの展開はなく、結果として1期のイズミは続編の映画前の時系列で亡くなっています。
このため原作および2期におけるこのやりとりは、イズミにとって地味に重要な必須展開と言えます。
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索