アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第38話「バズクールの激闘 」
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の第38話「バズクールの激闘 」。
エド達がマルコー達と再会します。
ここにウィンリィが同席していたこともあり、エド達とスカーとの関係性も微妙に変化していきます。
全体のあらすじ
スカーを捕まえるため、バズクールという街に来たエド、アル、ウィンリィとキンブリー、マイルズたち。各所が手分けして探す中、エドとアルは軍の目を盗んで、独自にスカーを、彼と一緒にいるメイ共々探し出そうとする。予想外にあっけなくメイやマルコー、ヨキたちと再会するエドとアル。彼らがヨキの思わぬ過去話を聞かされていたその頃、メイたちと別行動していたスカーの所へ、キンブリーの部下であるザンパノとジェルソが現れる。
各シーンの解説
錬金術と錬丹術
エドがマルコー達と再会したことで、錬金術や錬丹術、そしてスカーの兄がその両方を用いる手法を行っていたことが共有されます。
また、物語ではちょいちょいモテキャラであるアルフォンス。
メイとのやりとりが偶然にもあざとい言動に。
ヨキの過去
アニメ1期では実際に描かれたヨキとエドの関係ですが、2期では(おそらく尺の都合で)回想のみに。
1期ではホムンクルスに利用され殺害されるヨキ。
その後味の悪さの演出ためには炭鉱での出来事は地味に大切なストーリーです。
しかし2期ではこの38話以降がヨキの活躍するため、炭鉱での出来事はあくまで前情報。
尺の都合から考えたら適切な取捨選択かと思います。
インフレ防止
初登場時こそ圧倒的な強キャラ感のあったスカー。
しかし相手に触れなければ破壊できない、状況が悪くなると足元を崩しがちなど前情報によりキメラ達が優勢になります。
さらにエド達が介入。
寒冷地用のオートメイルで軽くなり、動きが圧倒的に早いエド。
鋼の錬金術師は登場人物達の力が安易にインフレせず、かといって戦闘が単調なものにならず、うまい構成だなと思います。
スカーとウィンリィの再会
そしてスカーとウィンリィの再会。
初対面時、両親を殺した犯人がスカーであることを知った際と比べると、いくぶん冷静で覚悟のあるウィンリィ。
地下トンネルから生還したバッカニア
オリヴィエ「ここの冬はいいなぁ。
白と黒しかない。
非常に、はっきりしていて好きだ」バッカニア「そうでしょうか」
オリヴィエ「ん?」
バッカニア「見上げれば、青もありますぞ。
人の心と同じですな。
この度は、お情けをかけていただきありがとうございます」オリヴィエ「さあ、なんのことだかわからんな」
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode38」(Abema TV)より引用
地下トンネルに救助に行ったバッカニア。
敵の侵入を防ぐため、扉を開けておくのは24時間とします。
しかしオリヴィエは故意に部下に壊れた時計を渡し、24時間が経たないようにします。
バッカニア達を信じていたオリヴィエ。
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索